論文

2019年

中学生のグループ間の地位といじめ被害・加害の関係性の検討

対人社会心理学研究
  • 水野 君平
  • ,
  • 加藤 弘通
  • ,
  • 太田 正義
  • ,
  • Mizuno Kumpei
  • ,
  • Kato Hiromichi
  • ,
  • Ota Masayoshi
  • ,
  • ミズノ クンペイ
  • ,
  • カトウ ヒロミチ
  • ,
  • オウタ マサヨシ

19
開始ページ
14
終了ページ
21
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.18910/71969
出版者・発行元
大阪大学大学院 人間科学研究科 対人社会心理学研究室

資料「スクールカースト」はいじめの原因であると教育評論家から指摘されているが、実証的な知見が不足しているのが現状である。そこで本研究では、日本の中学生(N=2,384)を研究協力者とした質問紙調査によって、所属するグループの地位が学級内で中心的か否かという視点から「スクールカースト」といじめの関連を検討した。質問紙では、友だちグループ間の地位、いじめ被害・加害をすべて自己報告によって測定した。分析の結果、グループ間の地位といじめ被害・加害の一部の項目で有意な関連を示したが、関連性の程度は非常に小さいものであった。つまり、自分のグループは中心的か否かと思うという視点で「スクールカースト」といじめの関係を検討した場合、これまで指摘されてきた「スクールカースト」といじめの関連は本研究の実証的調査からは殆どみられないということが示された。この結果をふまえ考察では、なぜグループ間の地位といじめの関連性がみられなかったかについて、いくつかの可能性を挙げながら議論した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.18910/71969
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120006628183
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11550166
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000288797047
URL
http://hdl.handle.net/11094/71969
Jamas Url
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2020022405