坂本邦暢

J-GLOBALへ         更新日: 17/11/26 11:40
 
アバター
研究者氏名
坂本邦暢
 
サカモトクニノブ
ハンドル
Kunisakamoto
eメール
kuni.sakamotogmail.com
URL
http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/
所属
東洋大学
部署
文学部哲学科
職名
助教
学位
博士(東京大学)

プロフィール

初期近代の哲学史、科学史を専攻している。

狭義の専門はルネサンス、および初期近代の哲学史・科学史である。博士論文では16世紀を代表するアリストテレス主義哲学者であるユリウス・カエサル・スカリゲルの主著である『顕教的演習』の分析を行い、その歴史的意義をあきらかにした。究極的な狙いは、これまで独立に研究されてきたルネサンス哲学と、17世紀哲学研究を橋渡しする見通しを提示することであった。学位論文をもとにした著作 “Julius Caesar Scaliger, Renaissance Reformer of Aristotelianism: A Study of His Exotericae Exercitationes” がBrill書店より2016年8月に刊行された。

より広い問題関心の一環として、研究成果を日本語を解する読者層に伝える活動をおこなっている。具体的には研究ブログにおいて日々の読書の成果を報告する活動を数年にわたって継続中である(http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/)。より対象をしぼった活動として、雑誌『科学史研究』を多様な関心を持つ学会会員にとって読みごたえのあるものにするための活動を同誌編集委員としておこなっている。

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
東洋大学 文学部哲学科 助教
 
2016年4月
 - 
2017年3月
日本大学 経済学部 非常勤講師
 
2015年4月
 - 
2016年3月
立教大学 兼任講師
 
2014年4月
 - 
2015年7月
ラドバウド大学(オランダ) 哲学、神学、宗教学研究科 研究員
 
2013年4月
 - 
2014年3月
明治大学文学部 非常勤講師(科学思想史Aを担当[前期])
 

受賞

 
2014年5月
日本科学史学会 学術奨励賞
 

書籍等出版物

 
スティーヴン・シェイピン、サイモン・シャッファー (担当:共訳, 範囲:第2章、第6章の翻訳;新序文、1章、3章–5章、7章の訳の確認)
名古屋大学出版会   2016年5月   ISBN:4815808392

論文

 
坂本邦暢
西洋中世研究   6 71-87   2014年12月
本稿は中世とルネサンスの関係を哲学史の観点から考察するものである。そのために、これらの両期間を通じて存続したアリストテレス哲学にもとづくスコラ学の伝統をたどる。そうすることで、アリストテレス主義がルネサンス期にこうむった変容を明らかにし、さらにはその変容が当時のイタリアの知的環境への反応として生みだされたことをしめす。
坂本邦暢
科学史研究   50(257) 31-36   2011年3月   [査読有り]
本論文はフランシス・ベイコンの物質論の検討を通して、ベイコンの学問構想のうちで諸学がいかに統一的な連関をなしていたかを明らかにするものである。
Kuni Sakamoto
Journal of the Warburg and Courtauld Institutes   73 195-207   2010年   [査読有り]
本論文の目的は、16世紀を代表するアリストテレス主義者であるユリウス・カエサル・スカリゲルの創造と三位一体について議論を分析することで、ルネサンス期のアリストテレス主義のこれまで注目されてこなかった一側面を明らかにすることである。

Misc

 
Review of Science and Representation: A History of "Bacteria" by Yuriko Tanaka
坂本邦暢
EASTS   11(4)    2017年12月
観念と実践を架橋する「テクストの解剖学」(〈小特集〉レビューシンポジウム ヒロ・ヒライ『医学人文主義と自然哲学』をめぐって)
坂本邦暢
科学史研究   53(2) 212-214   2014年7月
坂本邦暢
Medical History   58(2) 301-302   2014年4月
坂本邦暢
Early Science and Medicine   18(6) 574-576   2013年12月

講演・口頭発表等

 
『nyx』4号刊行記念トークイベント スコラ哲学をめぐる諸学連関/人文学の楽しみ
小林えみ/三重野清顕/坂本邦暢
2017年11月22日   堀之内出版
情念の存在理由――学問史からの接近
坂本邦暢
歴史学と感情研究『痛みと感情のイギリス史』合評会   2017年6月17日   
血塗られた平和 ダンテ、ウェルギリウス、アリストテレス
坂本邦暢
中世における平和の諸相   2016年11月20日   
原基晶「平和の詩学―都市国家を超えて」へのコメント。
デカルトに知られざる神 新哲学とアレオパゴス説教
坂本邦暢
第26回 白山哲学会   2016年10月29日   
2016年度 東洋大学国際哲学研究センター 哲学史ワークショップ「哲学ショック!! 愛智の営みは何を受け取らせたのか」司会
坂本邦暢
2016年10月8日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
プロテスタント形而上学の成立
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究(B)
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 坂本邦暢
Mysteries of Living Corpuscles: The Humanist Revival of Presocratic Philosophy and Atomism in Philosophy, Science and Medicine
The Netherlands Organisation for Scientific Research: 
研究期間: 2014年4月 - 2015年7月    代表者: Christoph Lüthy
近代原子論のアリストテレス主義的起源
日本学術振興会: 特別研究員奨励費(PD)
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月    代表者: 坂本邦暢
近代科学の起源と人文主義: ピエール・ガッサンディの人文主義的自然学
日本学術振興会: 特別研究員奨励費(DC1)
研究期間: 2007年4月 - 2010年3月    代表者: 坂本邦暢

委員歴

 
2015年6月
 - 
現在
日本科学史学会  全体委員(和文誌編集を担当)
 
2015年6月
 - 
現在
西洋中世学会  『西洋中世研究』編集委員
 
2013年7月
 - 
2015年6月
日本科学史学会  委嘱委員(和文誌編集を担当)
 
2012年5月
 - 
2013年5月
日本科学史学会  選挙管理委員
 

その他

 
2015年6月   Julius Caesar Scaliger and Sixteenth Century Natural Philosophy
Organized (with Christoph Lüthy) an academic conference on Julius Caesar Scaliger at Radboud University Nijmegen on 26/27 June 2015.

Program: https://www.academia.edu/12606029/Full_Program_for_the_Conference_Julius_Caesar_Scaliger_and_Sixteenth-Century_Natural_Philosophy_
2010年5月
シンポジウム「新しいベイコン像を求めて:神学、寓話解釈、物質理論」日本科学史学会第57回年会(2010年5月、東京海洋大学)のオーガナイザーをつとめる。