坂本邦暢

J-GLOBALへ         更新日: 19/03/10 20:24
 
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研究者氏名
坂本邦暢
 
サカモトクニノブ
eメール
kunisakamotomeiji.ac.jp
URL
http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/
所属
明治大学
部署
文学部心理社会学科哲学専攻
職名
講師
学位
博士(東京大学)

プロフィール

ルネサンスと初期近代の哲学史・科学史を専門としている。著作 “Julius Caesar Scaliger, Renaissance Reformer of Aristotelianism: A Study of His Exotericae Exercitationes” (Leiden: Brill, 2016) では、16世紀を代表するアリストテレス主義哲学者ユリウス・カエサル・スカリゲルの主著『顕教的演習』の歴史的意義の解明を目指した。その究極的な狙いは、これまで独立に研究されてきたルネサンス哲学と、17世紀哲学研究を橋渡しする見通しを提示することである。

現在の研究では、16世紀後半に出現したソッツィーニ派に注目している。三位一体の教義を否定するこの異端は、当時形成されつつあったプロテスタント形而上学にいかなる影響をおよぼしたのか。またソッツィーニ派に端を発する神学史のうちに17世紀の新哲学を置いたときになにが見えてくるのか。これらの問いをもって神学・哲学文献の分析に取りくんでいる。

現時点までの成果は、論文「聖と俗のあいだのアリストテレス スコラ学、文芸復興、宗教改革」(『Nyx』第4号)、「デカルトに知られざる神 新哲学とアレオパゴス説教」(『白山哲学』第52号)として発表されている。

研究分野

 
 

経歴

 
2018年4月
 - 
現在
明治大学 文学部心理社会学科哲学専攻 講師
 
2018年4月
 - 
現在
東洋大学 文学部 非常勤講師
 
2016年4月
 - 
2018年3月
東洋大学 文学部哲学科 助教
 
2016年4月
 - 
2017年3月
日本大学 経済学部 非常勤講師
 
2015年4月
 - 
2016年3月
立教大学 文学部 兼任講師
 

受賞

 
2014年5月
日本科学史学会 学術奨励賞
 

書籍等出版物

 
Kuni Sakamoto
Brill   2016年8月   ISBN:9004310096
以下の雑誌に書評が掲載されている。
・『西洋中世研究』No. 8, 2016年、286–287ページ。
・Journal of the History of Philosophy 55 (2017): 543–544.
・『科学史研究』283号、2017年10月号、263–264ページ。
・Renaissance Quarterly 70 (2017): 1482–83.
・British Journal for the History of Science 51 (2018): 515–...
紹介 根占献一『ルネサンス精神への旅』、榎本恵美子『天才カルダーノの肖像』、ヒロ・ヒライ監修『ルネサンス・バロックのブックガイド 印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス』
2019年3月   
池田 喬, 垣内 景子, 合田 正人, 坂本 邦暢, 志野 好伸 (担当:共著)
明治大学出版会   2018年5月   ISBN:4906811264
スティーヴン・シェイピン、サイモン・シャッファー (担当:共訳, 範囲:第2章、第6章の翻訳;新序文、1章、3章–5章、7章の訳の確認)
名古屋大学出版会   2016年5月   ISBN:4815808392

論文

 
坂本邦暢
西洋中世研究   6 71-87   2014年12月
本稿は中世とルネサンスの関係を哲学史の観点から考察するものである。そのために、これらの両期間を通じて存続したアリストテレス哲学にもとづくスコラ学の伝統をたどる。そうすることで、アリストテレス主義がルネサンス期にこうむった変容を明らかにし、さらにはその変容が当時のイタリアの知的環境への反応として生みだされたことをしめす。
坂本邦暢
科学史研究   50(257) 31-36   2011年3月   [査読有り]
本論文はフランシス・ベイコンの物質論の検討を通して、ベイコンの学問構想のうちで諸学がいかに統一的な連関をなしていたかを明らかにするものである。

Misc

 
書評 山田俊弘『ジオコスモスの変容 デカルトからライプニッツまでの地球論』
坂本邦暢
西洋史学   (266) 187-189   2018年
坂本邦暢
Medical History   58(2) 301-302   2014年4月

講演・口頭発表等

 
ジュディス・バトラー講演 "This Theory, This Life" の翻訳、および質疑応答時の通訳
坂本邦暢
2018年12月6日   
「自分のもの」の二つの相貌 ペトルス・ヨハネス・オリヴィからジャン=ジャック・ルソーへ
坂本邦暢
講演会「近世スコラ学における共同体思想の発展」のコメンテーター   2018年11月17日   
コロノスの歴史家 制度とパズル解きのはざまで
坂本邦暢
第2回「RE.F. Workshop」 Who Are Historians?:「歴史家」とは誰を指すんだろう?   2018年7月1日   
歴史と哲学のシスマを前に
坂本邦暢
日本哲学会第77回大会(神戸大学)、公募ワークショップ「哲学史研究の哲学ケーススタディ編 ライプニッツの場合」コメンテーター   2018年5月20日   
反三位一体の影の下で 遍在・新科学・世俗化
坂本邦暢
16世紀の自然と17世紀の科学:ルネサンスと近代社会科学をつなぐ見えざる糸   2018年3月28日   主催:早稲田大学先端社会科学研究所〈近世・近代ヨーロッパにおける「社会科学」の形成〉プロジェクト研究グループ

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
プロテスタント形而上学の成立
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究(B)
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 坂本邦暢
Mysteries of Living Corpuscles: The Humanist Revival of Presocratic Philosophy and Atomism in Philosophy, Science and Medicine
The Netherlands Organisation for Scientific Research: 
研究期間: 2014年4月 - 2015年7月    代表者: Christoph Lüthy
近代原子論のアリストテレス主義的起源
日本学術振興会: 特別研究員奨励費(PD)
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月    代表者: 坂本邦暢
近代科学の起源と人文主義: ピエール・ガッサンディの人文主義的自然学
日本学術振興会: 特別研究員奨励費(DC1)
研究期間: 2007年4月 - 2010年3月    代表者: 坂本邦暢

委員歴

 
2015年6月
 - 
現在
日本科学史学会  全体委員(和文誌編集を担当)
 
2015年6月
 - 
現在
西洋中世学会  『西洋中世研究』編集委員
 
2013年7月
 - 
2015年6月
日本科学史学会  委嘱委員(和文誌編集を担当)
 
2012年5月
 - 
2013年5月
日本科学史学会  選挙管理委員
 

その他

 
2015年6月   Julius Caesar Scaliger and Sixteenth Century Natural Philosophy
Organized (with Christoph Lüthy) an academic conference on Julius Caesar Scaliger at Radboud University Nijmegen on 26/27 June 2015.

Program: https://www.academia.edu/12606029/Full_Program_for_the_Conference_Julius_Caesar_Scaliger_and_Sixteenth-Century_Natural_Philosophy_
2010年5月
シンポジウム「新しいベイコン像を求めて:神学、寓話解釈、物質理論」日本科学史学会第57回年会(2010年5月、東京海洋大学)のオーガナイザーをつとめる。