2003年 - 2005年
アクティブソフトウェアの開発環境の構成に関する研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15500023
- 体系的課題番号
- JP15500023
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 3,500,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
新しい情報システムには、機能が高度で大規模になる一方で、開発期間の短縮化が要求されている。本研究では、この問題に対して、アクティブソフトウェア(Active Software)の考えに基づいて、大規模で安全なシステムの新しい設計法を確立すること、その開発環境を構成することを目指している。三年間の研究の結果、次のように、安全で柔軟な構成をもつソフトウェアの新しい設計方法と、それに適したプログラミング環境およびコンピュータアーキテクチャの総合的な基盤のひとつを実現した。(1)環境の変化に対応して常に安全に稼動するソフトウェアに適したアルゴリズムの開発と設計法仕様に添って安全に実行することを保証する事前条件・事後条件に加えて、予想していない状況に対応する事前チェック・事後チェックによる記述を導入し、それに合わせたアルゴリズムの設計法を研究した。いずれも、起動条件を備えた「能動関数」によって表現し構成している。(2)アクティブソフトウェアの設計解析法とその記述の言語処理系の開発目的とするソフトウェアの動作を解析した結果を状態遷移図あるいはπ計算式で表現する。それを能動関数によるプログラムの枠組みに変換するツールと、そこから、CおよびC++に変換する言語プロセッサを連結して、ソフトウェアの実装の支援をする流れを実現した。これは、イベント駆動型の形式になっている。これにより、ソフトウェア...
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- ID情報
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- 課題番号 : 15500023
- 体系的課題番号 : JP15500023