研究ブログ

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2012/09/22

SoF Research Symposium 2012

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2012年9月19日(水)にスクリプス研究所で行われたSoF (Society of Fellows)主催のannual research symposiumで口頭発表を行い、Cell & Molecular Biology部門で2等賞をいただきました。
http://www.scripps.edu/california/sof/symposia/symposium2012.html

SoFは研究所内のポスドク・大学院生によって運営されている組織で、このような学術シンポジウムからパーティや旅行まで交流を深めるためのイベントを開催しています。今週はNational Postdoc Appreciation Week (ポスドク感謝週間)でもありました。
12:20 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 学会参加・発表
2012/07/27

ロンドンMoorfields Eye Hospital / UCL Institute of Ophthalmology訪問

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2012716()、ドイツでの学会参加の折、オリンピック直前のロンドンへ立ち寄り、世界最大の眼科医療機関であるMoorfields Eye Hospitalを見学する機会を得ました。当病院は、Facultyだけで250名、網膜の外来ブースだけで50近くあり、外来平均待ち時間が4時間だそうです。オペ室は10室ほどあり、各オペには2名の麻酔科医がつくそうです。

 

隣接するDuke-Elderが設立したInstitute of Ophthalmologyも見学させてもらいましたが、多くの著名な研究者が在籍する分、都心の古い建物にあるためスペースの確保が問題になっていると伺いました。


左から、五輪がかかるタワーブリッジ、MoorfieldsEye Hospital(ジョージ5世の下賜と書いてある)Instituteof Ophthalmology、網膜細胞がデザインされた小児眼科外来


09:37 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | その他
2012/07/27

NIH(NEI/ NHLBI)訪問

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2012510-11日(金)、ARVOからサンディエゴへの帰路の途中、アメリカ首都ワシントンDC近郊のメリーランド州ベセスダにあるNIH (National Institutesof Health: 国立衛生研究所)の本部を訪問しました。NIHはアメリカ全土の大学・研究機関へ医学・生物学研究費を配分するとともに複数の自前の研究所で研究を行っています。

 

今回はNEI (National Eye Institute)Emily Chew先生のオフィスと外来を見学させてもらったのち、NHLBI (National Heart, Lung, and Blood Institute)の向山洋介先生の研究室を訪問、ラボメンバーと個別にディスカッションする機会があり、非常に刺激になりました。向山ラボへは以前から共同研究でお世話になっている慶大の久保田義顕先生がサバティカルで短期留学していることもあり、今回の訪問が実現しました。最後に約1時間のセミナーで自分の仕事を紹介し、色々フィードバックをいただきながらあわただしくサンディエゴへの途に就きました。


左から、NIH訪問のためのセキュリティチェックポイント前、研究所内で最も大きい"Building 10"、NEIの案内図、所内にあるEye Clinic待合
07:53 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | その他
2012/06/07

ARVO2012

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The 2012 ARVO (TheAssociation for Research in Vision and Ophthalmology) annual meeting, May 6–10,2012 in Fort Lauderdale, FL

http://www.arvo.org/sites/annual-meeting/2012

 

Fort Lauderdaleでの最後の開催となるARVOに参加しました。眼・視覚の基礎研究で年間を通して最も大きい学会で、演題数も多いため(一般演題だけで約7000)自分の研究に関連する発表をフォローするだけでも相当大変です。今回は留学中ということもあり、ボスがいくつかの授賞式のレセプションやディナーに連れて行ってくれたので、これまで参加してきたARVOとはまた違った一面を見ることができました。

 

私自身の口頭発表のほかにも、昨年の夏インターン生としてラボワークに参加したボスの愛娘(まだ学部学生)の口頭発表があり、彼女と一からスタートさせたプロジェクトだったので、非常に感慨深かったです。また私のプロジェクトをボスがLate Breaking Sessionで発表し、質疑応答は私を壇上にあげて対応させてくれました。会期中に日本人の研究者の方々の前で留学中のサンディエゴの紹介および研究成果を発表する機会をもらい、大変たくさんのフィードバックをいただきました。

 

18年間フロリダ州Fort Lauderdaleで開催されてきた本学会は、毎年12,000人が参加し、5日間の学会中、市内のホテル24,000室が予約で埋まり、その経済効果は1,300万ドル(約10.4億円)だったそうです。来年はシアトルで開催です。


06:52 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 学会参加・発表
2012/04/17

ARVO期間中、留学内容についての講演をいたします(日本語)。

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ARVO期間中、下記の日程で留学中の日常生活から研究内容に至るまでお話しさせていただく機会を得ました。お越しになられる方がいらっしゃいましたら、色々とディスカッションできれば幸いです。

 

眼科若手研究者の会in ARVO

日 時 201257日(月) 18:30

場 所 Hilton Fort Lauderdale Beach Resort, Room 『JUA 』

講演内容 「網膜の低酸素応答と留学のストレス・レスポンス」


14:48 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | ニュース
2012/04/17

ARVO2012で口頭発表いたします。

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20125610日アメリカ、フロリダ州Fort Lauderdaleで開催されるARVO 2012 (Annual meeting of theAssociation for Research in Vision and Ophthalmology 2012)にて口頭発表いたします。

http://www.arvo.org/sites/annual-meeting/2012

 

また、所属研究室からは7演題(口頭発表4、ポスター発表3)発表予定ですが、いずれも自分が直接深く関わってきた研究内容ですので、学会に参加された際にはぜひ発表をお聴きいただきご討論できれば幸いです。

 

口頭発表

#5302 Toshihide Kurihara, Peter D.Westenskow, Andrew Schultz, Stephen Bravo, Edith Aguilar, Tim U. Krohne, Gary Siuzdak, Martin Friedlander.

The Conditional Deletion of von Hippel-Lindau Gene in Adult Murine RPE Cells Induces a Rapid-onset In Vivo Phenotype that Strongly Resembles Advanced Human Age-related Macular Degeneration

Wednesday, May 9, 2012 5:15 - 5:30 PM 

Session 476. AMD Cell Biology

Location: Grand H

 

#6967 Martin Friedlander, Toshihide Kurihara, Stephen Bravo, Edith Aguilar, Peter D. Westenskow.

Genetic Deletion of Vegf in Adult Mouse RPE Induces Rapid and Profound Vision Loss

Thursday, May 10, 2012 8:30 - 10:15 AM

Session 501.Retina Late-breaking Papers

Location: FloridianA

 

#4120 Peter D.Westenskow, Toshihide Kurihara, Lea Scheppke, Stacey Moreno, Edith Aguilar, Sudarshan Anand, Iacovos Michael, Andras Nagy, David A. Cheresh, Martin Friedlander.

Microrna-132 Antagonism Potently Limits Neovascularization In Multiple Disease Models

Wednesday, May 9, 2012 9:15 AM - 9:30 AM

Session 401. Retinal Vascular Biology

Location: FloridianA

 

#4122 Mollie Friedlander, Toshihide Kurihara, Peter D. Westenskow, Lea Scheppke, Edith Aguilar, Martin Friedlander.

Hypoxic StressInduces Accelerated Pathological Angiogenesis and Gliosis in a Murine Model of Duchenne Muscular Dystrophy

Wednesday, May 9, 2012 9:45 - 10:00 AM

Session 401. Retinal Vascular Biology

Location: FloridianA

 

ポスター発表

#3022/D871 Edith Aguilar, Toshihide Kurihara, Peter D. Westenskow, Stephen Bravo, Martin Friedlander.

Myeloid Cells areAssociated with Subretinal Neovascular Angiomas in a Murine Model of Macular Telangiectasia

Tuesday, May 8, 2012 8:30 - 10:15 AM

Session 319. Retinal and Choroidal Neovascularization

 

#4763/A438 Stephen Bravo, Toshihide Kurihara,Peter D. Westenskow, Edith Aguilar, Martin Friedlander. 

RetinalDegeneration is Significantly Accelerated in Dark Reared Animals in a NovelMurine Model of Age-related Macular Degeneration

Wednesday, May 9, 2012 1:45 - 3:30 PM

Session 453. AMD: Stress in the Retina and RPE

 

#5849/A469 David F. Friedlander, Peter D. Westenskow, Toshihide Kurihara, Junhua Wang, Alison L. Dorsey, Stephen Bravo, Gary Siuzdak, Martin Friedlander.

iPS-derived RPE Demonstrate Both Trophic Rescue and Functional Phagocytosis of Photoreceptor Outer Segments Following Implantation in Diseased Rat Eyes

Thursday, May 10, 2012 8:30 - 10:15 AM

Session 519. Laser/Choroidal Neovascularization/Retina-RPE Transplantation


14:18 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | ニュース
2012/04/15

<入国後の手続きなど>6.TV・電話・インターネット

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この国に来てびっくりしたのは(僕の住んでいる地域だけかもしれませんが)、地上波のTVがそのまま見れないということです。僕たちがアメリカに来るまでにすでにTVの完全デジタル化は終わっていました。我が家には、大家さんが置いていってくれたハイビジョン(HD)対応のデジタルTVがすでにあったのですが、そのままでは一つのチャンネルしか見れませんでした。僕らの住んでいる地域では、基本的にケーブルTVに加入しないと地上波を含めTVを見ることはできないのです。

 

今の時代、TV・電話よりもっと重要なものがインターネットです。インターネットが自宅で開通するまではしようがないので、仕事以外の時も大学まで行ってネットに接続し、必要な情報を収集していました。多くの場合、インターネットのプロバイダはケーブルTVと電話を一緒に扱っています。そしてその3つをいっぺんに入るとお得ですよ、と宣伝しています。

 

我々の地域ではATTTime Warnerが二つの大手でした。入国してすぐで英語に特に不慣れだった僕は、AT&Tは日本語の受付サービスがあるのを知ったので魅力的でした。そこで、AT&Tに加入することにしたのですが、現在の僕のSSNのステータスでは、光ケーブルには入れないと言われ、仕方なく電話回線のADSLに加入することになりました。携帯を持っているので固定電話はいらないと思っていたのですが、ADSLは電話回線を使って通信するので固定電話も入ることになりました。TVはそれほど見ないだろうと思い、しばらくはチャンネル一つで我慢していました。

 

しかし、そもそもADSLが遅いのとその後何度か通信不良で使えなくなったことと、やはり他のTVチャンネルも見たくなったので、AT&Tは結局解約して、Time WarnerでケーブルTVとハイスピードインターネットの同時サービスを契約することにしました。新たにケーブルTVを開通させる時は、立ち合いが必要なのが面倒です。日本ではハードディスクレコーダーを購入してTV録画をするのが一般的でしたが、アメリカではケーブルTVの受信機に内蔵されているDVRと呼ばれるハードディスクレコーダーを使うのが一般的です。

 

そうして、Time WarnerでケーブルTVとインターネットを使うことになりました。また、日本語のTV放送「TVジャパン」も渡米後2年経った頃に加入することにしました。NHKを中心にニュースやドラマ・バラエティなどを見ることができます。さらにその後、結局iPhoneを購入することになりその通信キャリアを職場の電波環境からAT&Tにすることになったので、通信会社に関しては留学期間を通して迷走中です。。


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2012/04/15

<入国後の手続きなど>5.ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の取得

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無事チェックインを終え、あらためてSSNオフィスに再度行きました。SSNは僕らのような一時的にアメリカに滞在する者だけでなく、市民権をもつアメリカ人を含むアメリカに住む人全般に重要な役割を果たしています。個人を特定するID番号そのもので、特に重要なのがその個人の財務状況の記録と連動している点です。クレジットカードや銀行口座は基本的にSSNがないと持つことができません。僕が入国前に例外的にこれらを借開設できましたが、SSN取得後はすみやかに銀行・カード会社にそれを知らせる必要があります。また、運転免許を取るにもSSNが必要です。J visa (J-1)で入国する者の扶養家族(J-2 visa保持者)は、基本的にSSNを申請することができないので、例外的にSSNなしで運転免許を取得することができます。SSNはその他、大学・研究機関ないで手続きなどをする際にも個人を特定する目的で必要だったりします。

 

SSNSSNオフィスで申請後、結局2週間ぐらいで自宅に郵送されてきました。郵送までの期間はまちまちのようですが、概ね24週間のようです。


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2012/04/15

<入国後の手続きなど>4.入職手続き

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僕たちはJ visaで入国し、アメリカに滞在しているわけですが、このJというvisaのカテゴリーはExchange visitor visaといって、学生や研究者が学術的に交流することを目的に発行されています。そしてJ visaで滞在する者はすべてSEVISというシステムで一元的に管理されています。大学・研究機関から発行されたDS-2019を見ると、自分のSEVIS番号が記載されています。この番号で、そのJ visaを持っている者が合法的に(きちんと目的の学術活動を行って)滞在しているのか入国管理官や国境警備員は知ることができます。

 

パスポートに貼られたvisaスタンプは入国するのに必要であって、滞在するのに必要なものではありません。滞在に必要なのはSEVIS番号が記載されたDS-2019が有効であるということです。したがって、visaスタンプの有効期限が切れてもDS-2019の有効期限内であれば合法に滞在できますし、逆にスタンプの有効期限内でも職場を解雇されたりすると、ただちにSEVISステータスが失効し、1カ月以内に国外に退去しなくてはいけません。

 

Visaで入国したのち、最も重要でやらなくてはいけないことは、大学・研究機関にあるDS-2019の発行その他を執り行い、SEVISへのアクセス権がある国際関係の事務に赴いて、自分のSEVISのステータスをアクティブにすることです。これは「チェックイン」と呼ばれています。このことに気付いたのはソーシャルセキュリティ―番号(SSNを取得するためにSSNオフィスに行った時でした。

 

SSNを取得するまで電気を契約できないかもしれないと焦った僕は、一刻も早くSSNを取得すべく入国の翌日にはSSNオフィスに行きました。SSNオフィスは年金の受給なども行っており結構混んでいるんですが、長く待たされたあとやっと自分の番が回ってきて、僕はチェックインを行ってないので不法滞在状態になっていることを知らされたのです。当然、SSNの申請はできません。

 

大学に行って仕事を始める前に、最初に集中的に生活の立ち上げを終わらせようと思っていたのですが、このチェックインを終えないと何も進まないことを知って計画を変更し、その翌日には大学に行ってボスや同僚にあいさつし、事務に行ってチェックインを終えました。結局、その事務の人が日本にいるときに34か月メールでやり取りした人だったのでした。


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2012/04/15

第116回日本眼科学会総会に参加しました。

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116回日本眼科学会総会(総会長:慶應義塾大学 坪田一男教授)

東京国際フォーラム 201245()8()

http://www.mediproduce.jp/116jos/

 

出身教室のボスが総会長で学会を主宰するということもあり一時帰国して、数年ぶりに日本眼科学会総会(日眼)に参加・発表しました。日本国内での眼科分野の大きな学術集会は、春に行われる日眼と秋に行われる臨床眼科学会がありますが、日眼は基礎研究を中心に演題が構成されることになっています。とは言っても年々臨床寄りの演題が増える傾向にある日眼でしたが、今回はシンポジウムや口頭演題でも多くの基礎研究のセッションが組まれ今後の研究の盛り上がりが期待されました。「世界に開かれた日眼」というテーマで参加人数6,400名超、発表演題の1割は海外から、第一会場は日英同時通訳と、国際色豊かで盛況のうちに終わりました。

 

写真 総会長挨拶をする坪田教授(左)、会場にて(中)、シャンパンが振る舞われるポスターセッション(右)

中でも総会長の坪田教授が招待講演及びランチョンセミナーで呼んだMITL. Guarente教授は、自らがその生理活性(線虫における長寿効果)を見出したSirtuinの生化学的な作用からin vivoでの多臓器間にわたる相互作用など最新の知見に至るまで、圧巻の講演を行ってくださいました。

 

しばらく臨床を離れている自分としては、厚生労働省網膜脈絡膜・視神経萎縮症調査研究班(班長:小椋祐一郎 名市大教授)により作成された日本における加齢黄斑変性の治療指針の教育セミナーでのレビューが大変勉強になりました。疫学的にもアジア人の加齢黄斑変性の有病率は非典型例が多く、その治療に対する反応も海外と比べ特異的であるため、今回発表された体系的な治療指針は疾患自体を理解するうえでも重要なものでした。

 

また、私の大学院時代のMentorである石田晋教授(北大)directorを務めた後眼部Subspecialty Sundayは基礎研究から診断・治療(薬物・手術療法とも)の最新の知見を、それぞれの分野のスペシャリストが体系的に講演し、AAOsubspecialty dayの迫る素晴らしい構成でした。


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