2021年4月 - 2024年3月
フェロトーシス阻害による脳虚血再灌流障害への新たな治療アプローチの検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本年はラット脳虚血際還流障害モデルの作成を行ってきた。SDラットの右総頚動脈を露出し、スレッドを頚動脈に挿入し、1時間の一時閉塞を行い、その後、再還流を行うことによって、モデルを作成してきた。
しかしながら安定したモデル作成に苦慮しており、くも膜下出血を発症してしまう。スレッドのサイズを小さいものを選択することによって安定したモデルを作れるようになってきた。現在はコントロールのモデルを作成しながら、病理組織学的評価(HE, LFB)を行い、均一な大きさの虚血再還流モデルの作成を目指している。
作成したSDラットの正常脳組織を透過電子顕微鏡を用いて観察した。透過電子顕微鏡のため固定液の準備などを行なった。フェロプトーシスで縮小が見られるミトコンドリアの正常サイズのサンプルを収集した。
また、定期的な情報交換として、フェロプトーシス促進剤による癌への影響について研究している本学の研究グループと定期的にWEBカンファレンスを行なった。
しかしながら安定したモデル作成に苦慮しており、くも膜下出血を発症してしまう。スレッドのサイズを小さいものを選択することによって安定したモデルを作れるようになってきた。現在はコントロールのモデルを作成しながら、病理組織学的評価(HE, LFB)を行い、均一な大きさの虚血再還流モデルの作成を目指している。
作成したSDラットの正常脳組織を透過電子顕微鏡を用いて観察した。透過電子顕微鏡のため固定液の準備などを行なった。フェロプトーシスで縮小が見られるミトコンドリアの正常サイズのサンプルを収集した。
また、定期的な情報交換として、フェロプトーシス促進剤による癌への影響について研究している本学の研究グループと定期的にWEBカンファレンスを行なった。
- ID情報
-
- 課題番号 : 21K09143
- 体系的課題番号 : JP21K09143