2014年8月 - 2016年3月
私立大学の資産保有・運用の効果に関する実証研究:財務健全性シグナリング仮説の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
- 課題番号
- 26885066
- 体系的番号
- JP26885066
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 1,430,000円
- (直接経費)
- 1,100,000円
- (間接経費)
- 330,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は、「なぜわが国の私立大学が基本財産を保有し、資産運用 (資産保有・運用) するのか」という研究課題を解明することを目的とした。この研究課題に対して、本研究では、「わが国の私立大学は基本財産を保有し、資産運用することによって、当該大学の財務健全性を高め、それをシグナルすることによって学生・寄附者を追加的に獲得している」とする「財務健全性シグナリング仮説」を2008年から2013年における約3,000私立大学のサンプルを用いて統計的に実証分析した。分析の結果、収支差額比率及び基本財産比率が高く、新規の情報開示を行った場合、追加的に検定料及び授業料を獲得していることを発見した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26885066
- 体系的番号 : JP26885066