2016年8月 - 2018年3月
新規的な統計手法を用いた財務情報と非財務情報開示の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
本研究では、人的資本会計研究の蓄積を体系的に論文にまとめ、企業の人的資本についての情報開示に関するガイドラインを提示した。本論文では、人的資本に関する財務情報と非財務情報それぞれの論点を理論的及び実証的なアプローチから分析し、ガイドラインを作成する際の根拠としている。
本研究は以下の点で人的資本会計研究に貢献する。まず、先行研究における実証結果をまとめ、価値関連性を持つ情報を列挙した。さらに、財務情報に関する研究では先行研究では明らかにされてこなかった会計利益モデルを明示した上で、人的資本情報の開示方法を提案した。最後に、従業員情報と労働生産性との関連性を統計的手法によって明らかにした。
本研究は以下の点で人的資本会計研究に貢献する。まず、先行研究における実証結果をまとめ、価値関連性を持つ情報を列挙した。さらに、財務情報に関する研究では先行研究では明らかにされてこなかった会計利益モデルを明示した上で、人的資本情報の開示方法を提案した。最後に、従業員情報と労働生産性との関連性を統計的手法によって明らかにした。
- ID情報
-
- 課題番号 : 16H07166
- 体系的番号 : JP16H07166