黒島 規史

専門は言語学で、特に朝鮮語／韓国語の記述研究を主にしてきました。

具体的には次のような分野に関心をもって研究しています。

① 朝鮮語の副動詞

② 「アルタイ型」言語

③ 「望ましさ」、評価的意味

④ メエ語 (Mee/Ekari) の記述

① 朝鮮語は日本語と同様、副動詞接辞（日本語だと「カラ」「ケド」などに相当）を多数持っています。博士論文でinsubordination（非従属化）を含め副動詞についての様々な問題を扱い、その後も継続して研究を行っています。

② チュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語などの「アルタイ型」言語に留まらず、日本語と朝鮮語の諸方言、
　昔の姿を広く見渡しながら対照研究をしています。

③ 「てしまう」「たところで」など、話者の評価的な意味を表す形式について研究を始めています。

④ インドネシアのパプア州で話されているメエ語の記述を進めるべく準備中です。

※ 連絡先は「研究者のみに公開」の設定にしています。