串田篤彦 (Atsuhiko Kushida) - マイポータル

基本情報

学位: 博士（農学）(国立大学法人北海道大学)

J-GLOBAL ID: 201601006716471103
researchmap会員ID: B000260211

外部リンク: http://www.naro.affrc.go.jp/harc/

農作物の有害線虫（特にシストセンチュウとネグサレセンチュウ）の診断技術や防除技術の開発を行っています。現在は、2015年に発生が確認されて大きな問題となっているジャガイモシロシストセンチュウの診断技術と防除技術開発に精力的に取り組んでいます。

研究キーワード

研究分野

環境・農学 / 植物保護科学 / 植物線虫学

論文

Efficient quantification of Globodera pallida and G. rostochiensis (Tylenchida: Heteroderidae) in large amounts of soil using probe-based real-time PCR

Itaru Sakata, Kenji Itou, Atsuhiko Kushida

Applied Entomology and Zoology 2024年2月24日
ジャガイモシロシストセンチュウに対する捕獲作物「ポテモン」の小麦収穫後栽培による防除効果

Kenji Itou, Kakumasa Onodera, Itaru Sakata, Atsuhiko Kushida

Nematological Research (Japanese Journal of Nematology) 53(1_2) 11-14 2023年12月20日
Solanoeclepin B, a hatching factor for potato cyst nematode

Kosuke Shimizu, Ryota Akiyama, Yuya Okamura, Chihiro Ogawa, Yuki Masuda, Itaru Sakata, Bunta Watanabe, Yukihiro Sugimoto, Atsuhiko Kushida, Keiji Tanino …

Science Advances 9(11) 2023年3月17日
Species-specific detection of viable Globodera pallida using real-time reverse transcription PCR

Itaru Sakata, Atsuhiko Kushida, Koki Toyota

Nematology 25(4) 1-16 2023年2月22日
Development of a simple method for simultaneous detection and differentiation of Globodera pallida and G. rostochiensis

Atsuhiko Kushida, Hiromichi Sakai

JOURNAL OF GENERAL PLANT PATHOLOGY 88(4) 251-258 2022年7月
Subspecies identification of the Japanese population of <i>Globodera tabacu</i><i>m </i>

Itaru Sakata, Hiromichi Sakai, Atsuhiko Kushida

Nematological Research (Japanese Journal of Nematology) 51(2) 37-40 2021年12月20日
The hatching-stimulation activity of solanoeclepin A toward the eggs of Globodera (Tylenchida: Heteroderidae) species

Itaru Sakata, Atsuhiko Kushida, Keiji Tanino

Applied Entomology and Zoology 56(1) 51-57 2020年10月28日査読有り
Hatching stimulation activity of steroidal glycoalkaloids toward the potato cyst nematode, Globodera rostochiensis

Kosuke Shimizu, Atsuhiko Kushida, Ryota Akiyama, Hyoung Jae Lee, Yuya Okamura, Yuki Masuda, Itaru Sakata, Keiji Tanino, Seiji Matsukida, Tsutomu Inoue …

Plant Biotechnology 37(3) 319-325 2020年9月25日査読有り
Does solanoeclepin A act as a host-searching cue for Globodera rostochiensis?

Itaru Sakata, Atsuhiko Kushida, Takashi Narabu, Keiji Tanino

Nematological Research (Japanese Journal of Nematology) 50(1) 9-12 2020年9月20日査読有り
Correction to: Molecular characterization of Globodera pallida found in Japan using ribosomal DNA and mitochondrial cytochrome b gene sequences (Journal of General Plant Pathology, (2018), 84, 3, (230-236), 10.1007/s10327-018-0776-5)

T. Ohki, T. Narabu, A. Kushida, K. Onodera, T. Fujimoto, K. Itou, T. Maoka

Journal of General Plant Pathology 86(4) 333 2020年7月1日
分子情報により確認された日本におけるHeterodera sojaeの発生

酒井啓充, 串田篤彦

日本線虫学会誌 49(2) 29-33 2019年査読有り
キャリーオーバーを防止するdUTP/UNG系を用いた2ステップのマルチプレックスPCRによるジャガイモシストセンチュウ類の同定診断法

酒井啓充, 串田篤彦, 奈良部孝

日本線虫学会誌 49(2) 19-27 2019年査読有り
Molecular characterization of Globodera pallida found in Japan using ribosomal DNA and mitochondrial cytochrome b gene sequences

Takehiro Ohki, Takashi Narabu, Atsuhiko Kushida, Kakumasa Onodera, Taketo Fujimoto, Kenji Itou, Tetsuo Maoka

Journal of General Plant Pathology 84(3) 230-236 2018年5月査読有り
strigosa エンバク「KH1a」のネグサレセンチュウ抑制効果

上杉謙太, 串田篤彦, 桂真昭, 上床修弘, 村田岳, 岩渕慶

九州病害虫研究会報 64 73-79 2018年査読有り
熱またはエタノール処理によるジャガイモシストセンチュウ類の不活化

串田篤彦, 奈良部孝

北日本病害虫研究会報 2017(68) 150-154 2017年査読有り
下層土におけるジャガイモシロシストセンチュウの存在およびD-D剤の効果

伊藤賢治, 奈良部孝, 小野寺鶴将, 相場聡, 串田篤彦, 村松康一, 相場勝

北日本病害虫研究会報 2017(68) 160-163 2017年査読有り
Simultaneous detection and discrimination of Pratylenchus and Meloidogyne species in Japanese fields using group-specific primers and denaturing gradient gel electrophoresis

Atsuhiko Kushida, Norio Kondo

JOURNAL OF GENERAL PLANT PATHOLOGY 81(2) 151-161 2015年3月査読有り
圃場におけるハクサイ黄化病発生程度とPCR-DGGE法に基づく土壌微生物相の関係

長瀬陽香, 丹羽理恵子, 松下裕子, 池田健太郎, 山岸菜穂, 串田篤彦, 岡田浩明, 吉田重信, 對馬誠也

日本植物病理学会報 81(1) 9-21 2015年査読有り
線虫群集中のネグサレセンチュウおよびネコブセンチュウを簡易に検出、識別する方法

串田篤彦, 近藤則夫

日本線虫学会誌 45(2) 101-114 2015年査読有り
エンバク野生種の栽培条件がキタネグサレセンチュウ密度低減効果に及ぼす影響

串田篤彦

北日本病害虫研究会報 2015(66) 121-124 2015年査読有り

もっとみる

MISC

ジャガイモシロシストセンチュウ発生ほ場における土壌くん蒸剤(D-D剤)の防除効果

村松康一, 小野寺鶴将, 相場勝, 奈良部孝, 伊藤賢治, 相場聡, 串田篤彦

北日本病害虫研究会報 (68) 2017年
ジャガイモシロシストセンチュウ対策に係る海外先進地事例調査報告

浅野賢治, 串田篤彦, 奈良部孝

農研機構研究報告北海道農業研究センター(Web) (206) 2017年
P12-10 ハクサイ黄化病発生圃場における発病程度と土壌の細菌相・糸状菌相・線虫相との関係(ポスター発表)

長瀬陽香, 丹羽理恵子, 松下裕子, 池田健太郎, 山岸菜穂, 串田篤彦, 岡田浩明, 吉田重信, 對馬誠也

日本微生物生態学会講演要旨集 2014 137-137 2014年
紫皮,黄肉のバレイショ新品種「紫月」の育成

森元幸, 津田昌吾, 小林晃, 高田明子, 向島信洋, 田宮誠司, 西中未央, 浅野賢治, 梅村芳樹, 木村鉄也 …

育種学研究 15 178 2013年10月12日
疫病圃場抵抗性を有するバレイショ新品種「キタムサシ」の育成

津田昌吾, 田宮誠司, 西中未央, 浅野賢治, 森元幸, 小林晃, 高田明子, 向島信洋, 高田憲和, 串田篤彦 …

育種学研究 15 179 2013年10月12日
P-33 地理的に異なる黒ボク土の細菌・糸状菌・線虫相に及ぼすサンプリング時期と各種環境要因の影響(B.土壌生態系,ポスター発表)

包智華, 生長陽子, 松下裕子, 竹本周平, 丹羽慈, 大場広輔, 浦島秦文, 関口博之, 串田篤彦, 豊田剛己 …

日本微生物生態学会講演要旨集 (26) 111-111 2010年
P-17 農耕地黒ボク土における可給態リン濃度の細菌と糸状菌の群集構造に及ぼす影響(ポスター発表)

包智華, 生長陽子, 松下裕子, 鈴木千夏, 長岡一成, 竹中眞, 村上弘治, 畔柳有希子, 浦嶋泰文, 関口博之 …

日本微生物生態学会講演要旨集 (25) 60-60 2009年
I220 DGGE解析に基づく緑肥鋤込み土壌線虫群集の特徴

串田篤彦, 関口博之, 竹中重仁

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (52) 167-167 2008年3月12日
Pathogenicity and its mode of action in different sedentary stages of Heterodera glycines (Tylenchida: Heteroderidae) by Verticillium lecanii hybrid strains

SHINYA Ryoji, AIUCHI Daigo, KUSHIDA Atsuhiko, TANI Masayuki, KURAMOCHI Katsuhisa, KOIKE Masanori, 相内大吾, 谷昌幸, 倉持勝久, 小池正徳

Applied Entomology and Zoology 43(2) 227-233 2008年
D318 ダイズシストセンチュウの異なるステージに対するVerticillium lecanii(Lecanicillium spp.)プロトプラスト融合株の病原性とその作用機作

新屋良治, 西島賢, 相内大吾, 串田篤彦, 小池正徳

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (51) 71-71 2007年3月1日
I305 日本産ジャガイモシストセンチュウと英国産ジャガイモシストセンチュウのリボソームDNA領域の比較と識別法の適用(一般講演)

植原健人, 串田篤彦, Blok Vivian, Phillips Mark, Neilson Roy, 奈良部孝, 百田洋二

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (49) 214-214 2005年3月1日
I304 トマト水耕廃液のジャガイモシストセンチュウ卵に対する孵化活性の特性(一般講演)

奈良部孝, 副島洋, 福澤晃夫, 串田篤彦

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (49) 214-214 2005年3月1日
(420)シストセンチュウ(Globodera属,Heterodera属)のITS領域,ペクチン酸リアーゼ遺伝子,コリスミ酸ムターゼ遺伝子の比較(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)

植原健人, 串田篤彦, 百田洋二

日本植物病理學會報 70(3) 304-304 2004年8月25日
ジャガイモシストセンチュウ防除のための抵抗性品種の利用指針

串田篤彦, 植原健人, 百田洋二

新しい研究成果 2003 105-108 2003年
ダイズシストセンチュウのふ化および密度に及ぼすアカクローバの効果

串田篤彦, 植原健人, 百田洋二

日本線虫学会誌 32(2) 69-76 2002年12月
プラスチックカップによるジャガイモシストセンチュウ抵抗性新検定法

百田洋二, 串田篤彦, 植原健人

新しい研究成果 : 北海道地域 2002 116-118 2002年
(78)キタネグサレセンチュウ(Prathylenchus penetrans)の分泌するセルラーゼ遺伝子の単離と解析

植原健人, 串田篤彦, 百田洋二

日本植物病理學會報 67(2) 139-140 2001年8月25日
B223 クロタラリア属植物によるダイズシストセンチュウの密度低減 : 北海道での効果(ダニ・クモ線虫)

串田篤彦, 植原健人, 百田洋二

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (45) 32-32 2001年3月31日
G314 AFLP解析に基づいたジャガイモシストセンチュウ国内個体群の類縁関係(線虫)

串田篤彦, 植原健人, 百田洋二

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (43) 166-166 1999年4月2日
G316 縮合プライマーを用いたネグサレセンチュウのセルラーゼ遺伝子の解析(線虫)

植原健人, 串田篤彦, 百田洋二

日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (43) 166-166 1999年4月2日

もっとみる

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

ジャガイモシストセンチュウに対する新奇孵化促進物質の同定と生合成の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2021年4月 - 2024年3月

水谷正治, 串田篤彦, 坂田至

産業財産権

特開2022-128804 ジャガイモシロシストセンチュウ防除剤

串田篤彦, 坂田至, 谷野圭持, 加藤港介, 板橋拓也, 金澤潤, 池田祐人, 北山卓, 小泉聡, 大沢陽子, 井上勉

串田篤彦

基本情報

研究キーワード

研究分野

論文

MISC

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

産業財産権

メニュー

共著者の一覧