研究炉、特に長期停止している研究炉の安全管理で要求される支援
International Conference on Challenges Faced by Technical and Scientific Support Organizations (TSOs) in Enhancing Nuclear Safety and Security
- 開催年月日
- 2010年10月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
JMTRは、2006年8月から改修のために停止しており、2011年に再稼働する予定である。JMTRは1968年より38年間、運転を行ってきた。2004年には、定期安全評価を行い、原子炉施設の健全性を確認した。その後、日本で唯一の照射試験炉として、利用者より長期の運転継続が強く望まれた。そこで、JAEAでは、長期の安定運転を行うため、JMTRの改修を決定した。更新する設備は、経年変化の状況,安全機能の重要度,過去の安全確保のための保守実績,操作性の改善等の観点から選択した。更新工事は予定通りに進んでいる。改修のための長期停止期間の安全管理は、機器の機能を継続的に維持する必要があるものとないものに分類して、必要な保守を行っている。