2009年6月
波長シフトファイバ型二次元中性子検出器のファイバオプティックテーパ光学素子による高位置分解能化
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
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- 巻
- 604
- 号
- 1-2
- 開始ページ
- 158
- 終了ページ
- 160
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nima.2009.01.048
波長シフトファイバ型二次元中性子検出器の位置分解能を向上するため、中性子有感シンチレータと波長シフトファイバ間にファイバオプティックテーパー光学素子を組み込んだ検出器を試作しその性能評価を行った。ファイバオプティックテーパー光学素子は多数の細径ガラス管を束ね管径に傾きを付けながら引伸焼成したものでシンチレータ上に形成された入射中性子イメージ(シンチレーション光イメージ)を拡大する機能を有する。xy方向各16本に張り巡らされた波長シフトファイバに約3倍の拡大率であるファイバオプティックテーパー光学素子を装填したプロトタイプ検出器において、検出器実効ピクセルサイズが0.5mmから0.16mmへ、位置分解能が0.8mmから0.3mmへと改善することを実証した。
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- DOI : 10.1016/j.nima.2009.01.048
- ISSN : 0168-9002