2012年9月
飛行時間法による単結晶中性子回折装置のための大面積波長シフトファイバ型シンチレータ検出器
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
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- 巻
- 686
- 号
- 開始ページ
- 64
- 終了ページ
- 70
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nima.2012.05.038
有感面積256$\times$256mm,ピクセルサイズ4mm分解能である2次元シンチレータ中性子検出器を開発した。本検出器はJ-PARC/MLFに設置される飛行時間法を用いた単結晶中性子回折装置SENJUのためにコンパクト,モジュラー、かつ中性子不感領域を最小とするようデザインされている。本検出器は2枚のZnS/$^{10}{B}_{2}{O}_{3}$シンチレータを装荷し、中性子による発光を波長シフトファイバにより読み出す構造により大面積と高検出効率を実現する。プロトタイプ検出器の性能は検出効率40$\pm$1\%(1.6{\AA}), $^{60}$Co $\gamma$線感度6.0$\pm$0.1$\times$${10}^{-6}$であり、SENJUの要求を満足することを確認した。
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- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.nima.2012.05.038
- ISSN : 0168-9002