2020年9月 - 2023年3月
名詞性から見る日本語接続形式の歴史的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
前年度に行った、現代語における「限り」の用法に関する研究を受け、「限り」の歴史的変遷について考察を進めた。おおよその用例収集を行い、用法の区分を行った。考察の結果、非常に複雑な様相を呈していることが分かり、様々な分析の観点を試すことが必要であるため、具体的な成果の公表には至っていない。
また、種々の資料から用例を収集する際、どのようなジャンルの文章を対象とするかという点が大きな問題となった。これを受け、「ジャンル文法」に関する研究を参考にし、検討を行った。文体研究との接点を探る上で非常に重要な問題意識であると言えるが、未開拓な部分も多く、今後も考察を続けていく必要がある。
また、種々の資料から用例を収集する際、どのようなジャンルの文章を対象とするかという点が大きな問題となった。これを受け、「ジャンル文法」に関する研究を参考にし、検討を行った。文体研究との接点を探る上で非常に重要な問題意識であると言えるが、未開拓な部分も多く、今後も考察を続けていく必要がある。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K21955
- 体系的課題番号 : JP20K21955
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
文藝言語研究 79 51-73 2021年3月 査読有り
MISC
1-
富山大学人文学部叢書Ⅵ 人文知のカレイドスコープ 14-25 2023年3月