2019年4月 - 2022年3月
ゼオライト薄膜を用いたテーラーメイドな表面性状を有するインプラント体の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
- 課題番号
- 19K19079
- 体系的課題番号
- JP19K19079
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
機能性材として知られるゼオライトをインプラント体の表面改質材料として使用し、チタン基板上にイオン交換法によりカルシウムやストロンチウムといった2価のイオンを導入したゼオライト薄膜層を形成させた。基板表面上のゼオライトの多結晶体層の存在は細胞接着に有利な大きな表面積を提供し、擬似体液中でのハイドロキシアパタイトの形成を促した。また、ゼオライト層から徐放される2価の陽イオンにより細胞増殖の促進、ALP活性の向上が確認され、基板上へのゼオライト薄膜層のコーティングは骨形成特性の改善に効果的であることが示された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K19079
- 体系的課題番号 : JP19K19079