2015年4月 - 2018年3月
ベルクソン『物質と記憶』の総合的研究―国際協働を型とする西洋哲学研究の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 15H03154
- 体系的課題番号
- JP15H03154
- 配分額
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- (総額)
- 15,730,000円
- (直接経費)
- 12,100,000円
- (間接経費)
- 3,630,000円
- 資金種別
- 競争的資金
「時間論の観点から心の哲学を解明する」というベルクソン『物質と記憶』の着想は長らく難解とされてきたが、近年著しい発展を見せた「意識の諸科学」や「分析形而上学」の発展を踏まえることで、その内実を具体的な水準で明らかにできた。この取り組みのため、狭義の哲学者だけでなく、神経科学者、病理学者、人工知能研究者などの研究者らを取り込んだ新しい学際的な研究ネットワークの構築が不可欠であったが、「意識と時間」という『物質と記憶』に固有な明確な論点を定めることで、この研究体制は最大の成果を得ることができた。三度の国際シンポジウムは論集としてすでに二冊が既刊であり、三冊目も2018年度中に出版予定である。
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- ID情報
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- 課題番号 : 15H03154
- 体系的課題番号 : JP15H03154
この研究課題の成果一覧
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書籍等出版物
2-
書肆心水 2017年10月 (ISBN: 9784906917730)