低放射性廃液のセメント固化体からの水素生成に係る検討
QST高崎サイエンスフェスタ2020
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- 開催年月日
- 2020年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 高崎(online)
- 国・地域
- 日本
低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)では、東海再処理施設で発生した低放射性濃縮廃液やリン酸廃液をセメント固化する計画である。リン酸廃液については、リン酸を不溶化後に直接固化、低放射性濃縮廃液は核種分離(共沈・限外ろ過、Cs・Sr吸着)を行ってスラリ廃液と硝酸塩廃液に分離した上で、スラリ廃液は直接固化、硝酸塩廃液は硝酸根を分解して炭酸塩廃液とした後に固化する計画である。セメント固化設備の設計(安全評価)に向けて、固化体から発生する水素ガス量を評価する必要があるが、固化体のG(H$_{2}$)は使用するセメント材や対象廃液の成分等によって異なる。本報では、模擬廃液の固化体を作製した上で$\gamma$線を照射し、G(H$_{2}$)を測定した。