MISC

2021年10月

伸長ワイヤー法による縦方向結合インピーダンス測定値の因果律による吟味

Proceedings of 18th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 外山 毅*
  • ,
  • 小林 愛音*
  • ,
  • 菖蒲田 義博

18th
開始ページ
666
終了ページ
669
記述言語
日本語
掲載種別

J-PARC MRにおいて、遅い取出しモードのフラットトップでデバンチ時にマイクロバンチ構造が発生し問題となっている。一方、速い取出しモードのフラットトップで縦方向位相空間でのバンチ操作・整形によりピーク電流を低減する方法が議論されている。ここでもマイクロバンチ構造発生の可能性が問題となってくる。これらのマイクロバンチ構造(マイクロウェーブ・インスタビリティ)発生の原因を明らかにして、対策を講じるための第一歩として、J-PARC MRのビーム結合インピーダンスを評価している。本報告では、その中で、J-PARC MRの主要な機器(キッカー,セプタム,RF空洞)に関するビーム結合インピーダンスの伸長ワイヤー法による測定結果を示す。特に、取得した縦方向インピーダンスの実部と虚部のヒルベルト変換(因果律)の確認によるデータの信頼性評価について述べる。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202202222057936000
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5072336
ID情報
  • J-Global ID : 202202222057936000

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