講演・口頭発表等

照射後試験施設等の安全評価と運転管理,3; 大型照射後試験施設の遠隔保守技術

日本原子力学会2009年春の年会
  • 坂本 直樹
  • ,
  • 吉川 勝則
  • ,
  • 櫛田 尚也
  • ,
  • 永峯 剛
  • ,
  • 助川 清志*

開催年月日
2009年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東京
国・地域
日本

照射後試験施設は、放射能の高い使用済燃料などの放射性物質を扱うため、放射線の遮へい性と気密性を有するホットセル内に照射後試験のためのさまざまな試験機器が設置されている。特に、高速炉で照射したプルトニウム含有燃料集合体を扱う照射燃料集合体試験施設(FMF)はより高い遮へい性能を求められるとともに、集合体単位で取扱うため大型のホットセルとなっていることが特徴である。ホットセル内に設置されたさまざまな試験機器の保守を作業員がホットセル内に入域しなくても行えるように、FMFでは各機器をパワーマニプレータやインセルクレーン等を用いて遠隔操作で作業員が直接保守作業を行えるホットリペア室に移動させ、保守を行う独自の遠隔保守システムを開発した。ホット運転開始以来30年以上が経過し、経年化を考慮した運転管理や機器の保守を要する時期にあるが、開発した遠隔保守システムにより照射後試験機能や施設・設備の運転は適切に維持されており、遠隔保守技術の有効性を実証した。本報では、重さ1.5tonもある部材切断機の遠隔保守の経験やホットセル内機器の経年化対策の実績等について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5017289