レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析技術開発,2; データ取得システム開発
日本原子力学会2020年秋の大会
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- 開催年月日
- 2020年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福岡(online)
- 国・地域
- 日本
文部科学省補助金事業「核セキュリティ強化等推進事業費補助金」の下、核不拡散技術開発の一環として、レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析(NRTA)技術開発を行っている。高強度パルス中性子源を用いたTOF測定を行う際、パルス発生時のフラッシュ,多くの中性子が一時期に来ることから、検出器(特に光電子増倍管)のベース電圧に揺らぎが生じることがあり、計数率も非常に高くなる。ベース電圧の揺らぎは、単純にパルス整形してパルス波高を計数するデータ収集システムにおいて、データ取得効率が下がる要因となる。また、計数率が高くなるほど、データ処理時間等の影響からデータ取得効率が下がる。本研究では、データ取得効率を高く保つ波形処理法を確立するため、高速波形デジタイザを用いて、ビーム照射後から波形を全て記録し、実験後に別途波形処理手法の開発を進めた。その結果を報告する。