2022年6月19日
鉄道の社会的便益をどう考えるか:BRTへ転換した路線の現状を踏まえて考える
内部線100周年記念講演会
- 開催年月日
- 2022年6月19日 - 2022年6月19日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(招待・特別)
- 主催者
- 内部地区まちづくり推進協議会
- 国・地域
- 日本
四日市あすなろう鉄道が運営する内部・八王子線が2022年6月21日に開業100周年を迎えるに当たって、日本に3路線のみのナローゲージの一つである内部・八王子線の社会的価値を改めて確認した。同線は前身の近畿日本鉄道がバス高速輸送システム(BRT)への転換を提案したものの、地元の強い要望により鉄道として存続した経緯を踏まえて、BRTに転換された路線が総じて鉄道時代より利用者数が減っている現状を踏まえて、鉄道存続の重要性を強調した。結論として、公共交通を取り巻くステークホルダーが自分たちの問題として関心をもつ雰囲気づくりが大切であること、ステークホルダーの共感が街の未来を紡ぐこと、鉄道の存廃を事業者の損益のみで決めるのは妥当ではなく、社会的便益を踏まえて判断することの必要性を指摘した。
公的資金の使い道を決めるのは市民!
時には、大胆な投資を!
自治体と市民はまちの未来図について対話し、2030年に向けたビジョンをつくろう-四日市あすなろう鉄道の存続を
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