2008年3月1日
青山・中里見へのコメント「セックスワーク論の再検討」
お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」・公開研究会記録
- 開始ページ
- 25-27
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 会議報告等
日本では、1990年代に「売買春」をめぐる議論が活発化し、重要な概念が提示された時期であった。ただ、こうした1990年代の議論はやや話題性が先行してしまっていた感がある。「売買春」をめぐる議論は、近年になってようやく、それらの重要な概念を用いて理論的・経験的研究を精緻化・深化していく段階に入ってきている。この原稿においては、そうした試みの最前線に位置する研究者・青山氏、中里見氏両氏の議論に対してコメントを寄せている。