2016年7月
新興国の経済成長と産業構造変化
愛知大学経済論集
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- 巻
- 号
- 201
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 28
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
本論文は,産業構造変化に関する諸理論を主要な経験則・実証分析の方法論の順にサーベイし,それぞれの特徴と課題について議論した。具体的には,主要な経験則として,「ペティ=クラークの法則」「ホフマンの法則」「機械工業化」「サービス経済化」を取り上げ,実証分析の部分では,「生産要素の移動」と「産業集積」といった概念および新興国を対象にした実証分析を整理し,産業構造変化が健全な経済成長を導くことを明らかになった。