2008年8月
Media Literacy Practice at Elementary and Junior High Schools in Japan : How It Is Described in Journal Literature
International Conference for Media in Education (6th)
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- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
本研究は小中学校で実施されたメディア・リテラシー教育実践の文献レビューを通して,メディア・リテラシーが日本の教師にどのように受容されつつあり,学習者は実際にどのような授業を受けてきたのかを検証・確認しようとするものである。レビューの結果,2002年前後を境として,コンピューターやメディア機器の発達が影響から多様な実践が展開され,授業内容としてメディア・リテラシーそのものを扱うだけでなく,従来からの教科教材と結びつけて実施される事例も見られた。そして児童・生徒を情報の「受け手」と見なす教育から双方的な受診・発信を授業で行う場合も増えていることも明らかになった。