2011年6月
ステークホルダーの識別とRFPの評価方法に関する研究
プロジェクトマネジメント学会誌
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- 巻
- 13
- 号
- 3
- 開始ページ
- 26
- 終了ページ
- 31
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.14914/spmj.13.3_26
- 出版者・発行元
- プロジェクトマネジメント学会
著者らは顧客要求に基づくシステムの実現に向け要求を段階的に整理する方法を提案してきた.その過程で要求の抜け漏れの発生防止が重要であると考えている.顧客要求の整理過程において,RFPなどに記載される要求事項の抜け漏れを補完するためには,初期段階において要求事項を網羅することが重要である.本研究では,新しい試みとしてステークホルダーと彼らの要求の関係に焦点が当てられている.そこで要求事項の抜け漏れをなくしていくために,まずステークホルダーとプロジェクトの関係を整理する方法を検討した.次にステークホルダーと組織における業務上の役割とを関連付けることによって,要求事項の抜け漏れを発見する方法を検討した.具体的には業務分掌上の業務とRFPを比較し整合性を計ることで,RFPに記載されている要求事項あるいはステークホルダーの抜け漏れを防止し,要件定義の曖昧性を減少させることにより品質を向上させる方法を提案した.最後に,教育支援システム構築の事例を用いて提案内容の活用方法を示した.
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.14914/spmj.13.3_26
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110008752064
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11391448
- ID情報
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- DOI : 10.14914/spmj.13.3_26
- ISSN : 1345-031X
- CiNii Articles ID : 110008752064
- CiNii Books ID : AA11391448