2013年3月7日
位置依存マルチキャストアドレスの集約効果解析と考察 (ネットワークシステム)
電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報
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- 巻
- 112
- 号
- 463
- 開始ページ
- 451
- 終了ページ
- 456
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
輸送障害・災害情報の配信,周辺施設の広告配信といった利用者の位置に応じた情報配信に対する期待が高まっている.サービス提供者には,各端末の位置情報を管理する仕組みが必須である.我々は,位置に依存した情報配信をネットワーク層で実現する方式として位置依存マルチキャスト(LBM)を提案している.LBMは,端末が自律的に位置情報からGALMAを生成することで,現在位置・領域に対するパケットを受信可能にする.GALMAは,階層的なアドレス構造により,アドレス表記のみで柔軟な領域指定と階層的集約による経路集約を同時に実現する.評価では,約72.2万人分の人の流れデータを用いて各階層におけるアドレス生成数,アドレス更新頻度を端末数毎に解析した.同データから端末移動に伴うアドレスの同時更新頻度は,最大でも収容端末数の約11%程度であることを明らかにした.また,LBMに必要なメンバシップ管理と経路・配送制御について検討した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009712146
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11546431
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/024418785
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009712146
- CiNii Books ID : AA11546431