論文

2008年9月18日

ユーザの移動軌跡における滞留点推定と応用の提案(セッション5:ユーザ支援)

情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告
  • 岡田 和也
  • ,
  • 横山 輝明
  • ,
  • 奥田 剛
  • ,
  • 樫原 茂
  • ,
  • 門林 雄基
  • ,
  • 山口 英

2008
91
開始ページ
89
終了ページ
94
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

人々は日常生活の中で,意図を持った滞留と移動を繰り返している.本論文では,ユーザの移動軌跡から,ユーザが関心を持っていると考えられる地点を推定する手法について提案する.推定された地点群は,あるユーザの関心によって結びつけていることとなる.従って,地理上の地点を,物理的な位置関係ではなく,人々の関心を反映したネットワーク構造としてとらえることができる.このネットワークは,人々の移動によって動的に構成され,一見すると無関係に見える地点間への関連性を表す.我々は,このネットワークを利用した関心指向の地理サービスやコミュニケーションについても議論する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006980353
ID情報
  • ISSN : 0919-6072
  • CiNii Articles ID : 110006980353

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