講演・口頭発表等

高温工学試験研究炉の燃料温度評価におけるモンテカルロコードの使用について

日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法高度化」研究専門委員会
  • 野尻 直喜

開催年月日
2007年4月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東京
国・地域
日本

高温工学試験研究炉(HTTR)の燃料温度評価においてモンテカルロコードの適用を行った。HTTR(熱出力30MW)は原子炉からの取り出し冷却材(ヘリウムガス)温度が最高950$^{\circ}$Cの国内初の高温ガス炉である。HTTRでは燃料の健全性の観点から燃料最高温度を1495$^{\circ}$C以下に制限してあるため、詳細な燃料温度評価が燃料管理の観点から重要である。そこで、モンテカルロコードの詳細形状を考慮可能である点に着目し、燃料棒の詳細形状を考慮した詳細な出力分布を算出し、燃料温度評価に大きく影響する出力ピーキング係数を改良した燃料最高温度の評価を行った。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5007946