共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年4月 - 2023年3月

看護基礎教育実践への適用可能性を目指したEOLケアシミュレーションの構築

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
20K10783
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

本研究は開発したEnd of life (EOL)ケアシミュレーション教育の集合教育としての可能性を検証することを目的とした。これまでのプログラムは5人程度を1グループとして実施する少人数プログラムであったため、本研究では集合教育としての可能性を検証することを目的としている。
令和2年度は所属大学の倫理審査への登録を完了した。これまでの少人数型EOLケアシミュレーションシナリオを、多人数型のシミュレーションに発展させるにあたり、タイムラインや実施方法について研究者間で議論をおこない検討した。多人数が実際に集合して、対面で受けるEOLケアシミュレーション教育プログラムと、オンラインを活用して多人数型とするプログラムの双方について検討していくこととなった。また、シナリオの改変にあたり、シミュレーション教育の専門家からヒアリングを受けてブラッシュアップしていく方向性となった。また、本年度はこれまでの複数施設での検証から、教育環境が違う対象であってもEOLケアシミュレーション教育に参加することで一定の体験・効果が得られることを成果発表することができた。これらの成果報告に取り組みながら今後のプログラム開発において大きな示唆を得ることができた。実績としては、2021年度はCOVID-19の感染拡大のため、それぞれの研究者の所属機関の行動指針に従う必要があったため、対面で研究者同士のワークをする機会をもつことや、パイロットスタディーを行なうことなど実働的な活動はほとんどできなかった。

ID情報
  • 課題番号 : 20K10783

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  8