2010年 - 2012年
山裾地形の景観解析と敷地デザイン手法に関する研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
本研究は,京都を主とする名勝地を対象とし,地形が特徴づける景域(地形景域)の構造を,開度の概念に基づく地形的囲繞の定量的評価を通じて明らかにした.京都東山の寺社や名勝地の多くが近距離の山に囲繞された景域(主に囲繞角90度以上,囲繞距離500m以内)に立地していることを示し,地形的囲繞の面的広がりと場所ごとの変化ならびに局所性を示した.また,このような山によって囲繞された空間条件を活用した景観構成手法を示した.
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- 課題番号 : 22560531
- 体系的課題番号 : JP22560531