2006年6月
「ライフサポート 最前線に立つ3人のナース」の看護場面の分析 《感情を生かす》を中核とした看護実践
日本看護医療学会雑誌
- ,
- 巻
- 8
- 号
- 1
- 開始ページ
- 48
- 終了ページ
- 55
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11477/mf.7009200259
- 出版者・発行元
- 日本看護医療学会
本研究は,「ライフサポート-最前線に立つ3人のナース-」の看護場面を分析し,看護師が患者に「している」看護実践の内容に明らかにすることを目的にしている.分析の結果,看護師が「していること」は,看護場面から得られた4つのカテゴリーである《感情を生かす》《ゆるぎない添い》《先を見越す》《エンパワーする》と,看護師の生き方や姿勢から得られた《生活と看護の中で身につけた価値観》を使って,患者のエンパワーを目指した実践活動であった.《感情を生かす》は中核カテゴリーとして位置づけられ,《ゆるぎない添い》《先を見越す》《エンパワーする》を導き,支えていた.《生活と看護の中で身につけた価値観》は看護師の実践に随所で影響を与え,看護師が自分を丸ごと関与させる,かかわり方を総合するものであった(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11477/mf.7009200259
- ISSN : 1345-2606
- 医中誌Web ID : 2006276081
- CiNii Articles ID : 40007430661
- CiNii Books ID : AA11530227