2007年3月
チュートリアル 経済学から見たグローバリゼーション
コスモポリス
- 巻
- 号
- 1
- 開始ページ
- 63
- 終了ページ
- 68
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻『コスモポリス』編集委員会
経済のグローバル化とは、理論的には世界共通市場化のプロセスである。本稿では、経済学、すなわち市場経済の理論から世界共通市場化がどのように捉えられ、どのような問題性が指摘できるのかを明らかにした。その際に経済学の伝統に従い、財市場、労働市場、資本市場の3つを順に論じている。最後に市場のメカニズムの最適性の意味やその前提を考えることによって、さらに本質的なグローバリゼーションの問題点を指摘した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1882-2967
- CiNii Articles ID : 120005882079
- CiNii Books ID : AA12351733