論文

査読有り
2006年7月

ADS超伝導リニアック用972MHzクライオモジュール試作器のパルス運転

Physica C
  • 加古 永治*
  • 野口 修一*
  • 大内 徳人*
  • 宍戸 寿郎*
  • 土屋 清澄*
  • 赤岡 伸雄*
  • 千代 悦司
  • 堀 利彦
  • 小林 秀樹*
  • 仲田 守浩*
  • 大内 伸夫
  • 山崎 正義
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441
1-2
開始ページ
220
終了ページ
224
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/j.physc.2006.03.042

加速器駆動核変換システム(ADS)用超伝導リニアック開発の一環として、$\beta$=0.725,周波数972MHzの9セル超伝導空洞2台を実装したクライオモジュール試作器を製作した。温度2Kまでの冷却と、972MHzのパルスクライストロンを用いた大電力高周波試験を行った。パルス巾3ms,繰返し25Hzのパルス運転モードで高周波電力350kWを入力結合器を通して空洞に投入することに成功した。これにより、双方の超伝導空洞について加速電界強度14MV/mを達成した。これは、設計目標値10MV/mを大きく上回るものである。また、超伝導空洞のローレンツ力による離調をピエゾ素子によって補正することにも成功した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.physc.2006.03.042
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5006680
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.physc.2006.03.042
  • ISSN : 0921-4534

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