論文

査読有り
2012年1月

硝酸ウラニル六水和物結晶の分離システムにおける硝酸セシウムプルトニウム(IV)の生成特性

Procedia Chemistry
  • 中原 将海
  • ,
  • 矢野 公彦
  • ,
  • 柴田 淳広
  • ,
  • 竹内 正行
  • ,
  • 岡野 正紀
  • ,
  • 久野 剛彦

7
開始ページ
282
終了ページ
287
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.1016/j.proche.2012.10.045

Uの冷却晶析法において生成するCs$_{2}$Pu(NO$_{3}$)$_{6}$を除去するため、Cs$_{2}$Pu(NO$_{3}$)$_{6}$の硝酸ウラニル溶液に対する溶解度測定試験と照射済高速中性子炉燃料溶解液を用いた晶析試験を実施した。温度が低下するに従い、Cs$_{2}$Pu(NO$_{3}$)$_{6}$の溶解度は減少した。晶析試験では、原料液のCs濃度が高いほどCs$_{2}$Pu(NO$_{3}$)$_{6}$の生成が促進し、Cs及びPuの除染係数が低下する傾向を示した。晶析工程におけるCs$_{2}$Pu(NO$_{3}$)$_{6}$の生成挙動について基礎データを取得した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.proche.2012.10.045
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5035035
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.proche.2012.10.045
  • ISSN : 1876-6196

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