2021年6月3日
脊椎脊髄疾患に対する 血管撮影手技と血管解剖の読影(血管内セミナー)
第36回日本脊髄外科学会
- 開催年月日
- 2021年6月3日 - 2021年6月4日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 開催地
- 京都
- 国・地域
- 日本
脊椎脊髄の動静脈シャント疾患は脊髄障害を生じる重要な原因の一つであり、頻度は少ないが近年は診断される症例が増加傾向にある。動静脈シャント疾患の診断・治療を行うためには血管撮影検査が必須であるが、施行件数が少なく、頭部の血管撮影より難易度が高い特殊な検査であるために、検査手技の習熟は得られにくい。また、脊髄血管撮影画像の読影を行う機会も少なく、解剖が複雑に見えることも多いため、その読影に苦手意識を持っている医師は多いと考えられる。本セミナーの前半では脊椎脊髄疾患に対する基本的な血管撮影手技と合併症を回避するための手法を概説し、後半では正常血管解剖をまとめた上で各疾患の血管解剖を解説する。