2011年4月 - 2014年3月
赤道域対流圏界面領域オゾンのライダーによる高分解能観測
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
成層圏と対流圏間の物質輸送は、対流圏と同様に下部成層圏におけるオゾン収支が重要である。成層圏から対流圏へのオゾン輸送は中緯度でライダーにより観測されているが、赤道領域では対流圏から成層圏へのオゾンの輸送があると考えられているが、観測例はない。
我々は、赤道直下のインドネシア・コトタバンにオゾン濃度の高度分布を高精度で観測するDIAL(差分吸収ライダー)システムを設置し、観測に成功した。オゾン濃度をライダーで観測することは、オゾンをトレーサーとして赤道対流圏界面での物質の上下輸送の実態や気候変動の解明に貢献するものである。
我々は、赤道直下のインドネシア・コトタバンにオゾン濃度の高度分布を高精度で観測するDIAL(差分吸収ライダー)システムを設置し、観測に成功した。オゾン濃度をライダーで観測することは、オゾンをトレーサーとして赤道対流圏界面での物質の上下輸送の実態や気候変動の解明に貢献するものである。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23340143
- 体系的課題番号 : JP23340143