瀧本真徳

J-GLOBALへ         更新日: 19/06/18 20:06
 
アバター
研究者氏名
瀧本真徳
 
タキモト マサノリ
eメール
mtakimotoriken.jp
URL
http://www.riken.jp/lab-www/organometallic/index.html
所属
国立研究開発法人法人理化学研究所
部署
侯有機金属化学研究室
職名
専任研究員
学位
博士(薬学)(北海道大学)
その他の所属
理研
ORCID ID
0000-0002-2575-3303

プロフィール

遷移金属触媒を利用した新規反応の開発と有機合成への応用に興味があります。

現在では、カルボメタル化反応とそれを基盤とした二酸化炭素利用について研究を進めております。


1998年3月 北海道大学大学院薬学研究科博士課修了、博士(薬学)の学位取得
1998年4月~1999年3月 トロント大学化学科博士研究員
1999年4月 北海道大学大学院薬学研究科創薬化学専攻 創薬化学講座 精密合成化学分野 助手
2005年10月~現在 独立行政法人 理化学研究所 侯有機金属化学研究室 専任研究員
2013年4月~現在 理研環境資源科学センター 先進機能触媒研究グループ 専任研究員

経歴

 
2008年
 - 
現在
独立行政法人理化学研究所 侯有機金属化学研究室 専任研究員
 
2005年10月
 - 
2008年3月
独立行政法人理化学研究所 侯有機金属化学研究室 研究員
 
1999年4月
 - 
2005年10月
北海道大学 大学院・薬学研究科 助手
 
1998年4月
 - 
1999年3月
トロント大学 化学科 博士研究員
 

研究分野

 
 

論文

 
Masanori Takimoto, Sandeep Suryabhan Gholap, Zhaomin Hou
Chemistry – A European Journal      2019年5月   [査読有り]
Ueno A, Takimoto M, Hou Z
Organic & biomolecular chemistry   15(11) 2370-2375   2017年3月   [査読有り]
Gholap SS, Takimoto M, Hou Z
Chemistry (Weinheim an der Bergstrasse, Germany)   22(25) 8547-8552   2016年6月   [査読有り]
Takimoto M, Gholap SS, Hou Z
Chemistry (Weinheim an der Bergstrasse, Germany)   21(43) 15218-15223   2015年10月   [査読有り]
Ueno A, Takimoto M, O WW, Nishiura M, Ikariya T, Hou Z
Chemistry, an Asian journal   10(4) 1010-1016   2015年4月   [査読有り]

Misc

 
瀧本真徳
化学と教育   63(3) 140-143   2015年3月
瀧本 真徳
化学と教育   62(9) 450-453   2014年
ニッケル(Ni)は,単体では銀白色で光沢があり,耐腐食性があることからメッキに用いられる他,合金(ステンレス鋼,ニクロム)の基材や添加剤など工業用金属材料として欠くことのできない元素である。またNiは水素化触媒として古くから利用されているほか,Ni化合物は有機金属化学の黎明期に登場し,現在に至るまで有機合成触媒としての利用が広く検討され,歴史的,化学的に重要かつ興味深い例が多数見られる。本講座では,歴史的な経緯なども踏まえながら,「Niの有機合成への利用」について概説する。
瀧本 真徳
化学と教育   62(3) 136-139   2014年
金属亜鉛(Zn)は有機ハロゲン化合物などと反応し,炭素-Zn結合を持つ,亜鉛と有機元素の複合体である有機亜鉛化合物を生成する。有機亜鉛化合物は,歴史的に最も古くに発見された有機金属化合物である。また,これらの有機亜鉛化合物は,亜鉛上の炭化水素基を各種の化合物に温和な条件下で付与することが可能であり,近年,種々の有用有機物の化学合成において再び,注目を浴びている。
瀧本 真徳
化学と教育   62(1) 30-33   2014年
硫黄(S)は火山周辺などの自然界から,単体としてほぼ純粋な形で得ることのできる元素の一つである。単体の硫黄は,古くより火薬の原料,マッチの着火燃焼剤,燻煙殺菌や皮膚軟膏の原料として用いられてきた。また,含硫黄有機化合物として,植物や我々の体内にも存在する。この,含硫黄有機化合物は現在の抗生物質が登場する以前には感染病の化学療法にも用いられていた。本稿では,硫黄の用途や,身の回りに存在する硫黄化合物について化学的な視点から紹介と解説を行う。
瀧本真徳
有機合成化学協会誌   71(10) 1020-1032   2013年10月
瀧本 真徳
化学と教育   61(10) 500-503   2013年
マグネシウム(Mg)は無機元素の一つであるが,金属Mgは有機ハロゲン化合物と反応しグリニャール試薬(Grignard試薬)と呼ばれる,炭素-Mg結合を持つ,無機-有機元素の複合体である有機金属化合物を生成する。これらの化合物の炭素-Mg結合は,各種の有機化合物に対して高い反応性を持ち,種々の分子変換反応に用いられ,多くの有用有機物の化学合成において重要な役割を果たしてきた。
TAKIMOTO Masanori, HOU Zhaomin
Symposium on Organometallic Chemistry, Japan   59th 80   2012年8月
瀧本 真徳
化学と教育   57(4) 204-207   2009年
一見,多様で複雑な構造を持つように思える有機遷移金属錯体であるが,中心金属の酸化数や,配位子の電荷,ハプト数,供与電子数などのいくつかの形式数を18電子則と組み合わせて考えることで,体系的な理解が可能である。また,有機遷移金属錯体に見られる特異な金属-炭素結合の形式も,遷移金属の結合殻を構成するd軌道の形や電子状態,配位子の分子軌道などから,簡便に説明することができる。
瀧本真徳, 侯召民
ファインケミカル   36(6) 17-23   2007年6月
侯召民, 瀧本真徳
未来材料   7(5) 24-31   2007年5月
瀧本真徳, 侯召民
希土類 = Rare earths   (49) 47-57   2006年11月
石山 竜生, 小笠原 正道, 河合 英敏, 瀧本 真徳, 原 賢二, 谷野 圭持
有機合成化学協会誌 : JOURNAL OF Synthetic Organic Chemistry JAPAN   63(4) 379-387   2005年4月
佐藤美洋, 瀧本真徳, 森美和子
有機合成化学協会誌 : JOURNAL OF Synthetic Organic Chemistry JAPAN   59(6) 576-588   2001年6月
A nickel-promoted intramolecular cyclization of 1, 3-diene with the tethered carbonyl group was developed using the catalyst generated by reduction of Ni(acac)2 with DIBAL-H in the presence of PPh3. The reaction course of thi...
瀧本真徳, 森美和子
化学   56(2) 60-61   2001年2月
瀧本真徳
ファルマシア   32(9) 1106-1107   1996年9月

講演・口頭発表等

 
TAKIMOTO Masanori, UENO Atsushi, HOU Zhaomin
Symposium on Organometallic Chemistry, Japan   2016年8月29日   
GHOLAP Sandeep Suryabhan, GHOLAP Sandeep Suryabhan, TAKIMOTO Masanori, HOU Zhaomin, HOU Zhaomin
Symposium on Organometallic Chemistry, Japan   2015年8月21日   
上野篤史, 瀧本真徳, HOU Zhaomin
日本化学会講演予稿集   2015年3月11日   
TAKIMOTO Masanori, HOU Zhaomin
Symposium on Organometallic Chemistry, Japan   2013年8月27日   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2008年 - 2009年    代表者: 瀧本 真徳
オレフィン重合反応に特異な反応性と選択性を示すスカンジウム触媒に着目し、その精密有機合成への応用について検討した。その結果、従来の類似触媒とは異なる位置選択性でアルケンのカルボアルミ化を実現可能な新たなスカンジウム触媒を見いだした。本触媒を用いることで、通常高い収率と位置選択性を実現させることが困難な内部アルケン、内部アルキンの位置選択的カルボアルミ化反応を開発した。
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2005年 - 2006年    代表者: 瀧本 真徳
本研究代表者は既に前年度の研究において分子両端に芳香族アルキンとα,β-不飽和エステル構造を持つエニン化合物を触媒量のルテニウム錯体RuH_2(CO)(PPh_3)_3やRu(C_5Me_5)Cl(cod)、または[RuCl_2(p-cymene)]_2をリン配位子存在下ギ酸ナトリウムで還元した触媒系などを作用させるとエステルのβ-位のC-H結合活性化を経てエニンの環化反応が進行し、(E,E)-1,3-ジエン構造を有する環化体が生成することを見出している。本平成18年度の研究では、当初の研...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2005年 - 2005年    代表者: 瀧本 真徳
本研究課題においては、精密有機合成への展開を志向したニッケル錯体による多成分付加型二酸化炭素固定化反応の開発を目指し研究を行った結果以下のような研究成果が得られた。1.アレニルアルデヒドへの二酸化炭素固定化-環化反応の開発我々が既に報告しているアレンへの二酸化炭素固定化反応を分子内カルボキシル化-環化反応へと展開した。即ち、分子内にアレンとアルデヒドの双方を有するアレニルアルデヒドに対し、TMEDAを配位子として用い、化学量論両の0価ニッケル錯体存在下、1気圧の二酸化炭素を反応させると、ア...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2002年 - 2004年    代表者: 瀧本 真徳
本研究課題のもと、これまで開発を行ってきた環化を伴うビスジエン化合物への触媒的二酸化炭素固定化反応(環化-カルボキシル化反応)は非常に緩和な条件下、高い位置及び立体選択性で進行することから、有機合成化学上有用な反応となりうると考えられる。そこで、本課題の最終年度にあたる平成16年度は、更なる適用範囲の拡大を目指し、本反応を利用した二環式複素環化合物合成法の開発を検討した。またニッケル錯体による新たな触媒的二酸化炭素固定化反応として、二置換アルキンの触媒的カルボキシル化反応の開発にも成功した...
文部科学省: 科学研究費補助金(奨励研究(A))
研究期間: 2000年 - 2001年    代表者: 瀧本 真徳
当該研究課題において、本研究代表者は、ニッケル錯体を利用した有機合成化学的に有用な不飽和炭化水素への二酸化炭素固定化反応の開発を目的とし研究を行なった。その結果、平成13年度の研究において以下のような研究成果が得られた。1.アレン類への二酸化炭素を含む多成分付加反応の開発1,8-diazabisuslo[5.4.0]undec-7-eneをニッケル錯体の配位子として用いることにより、アレン類の二酸化炭素を利用したカルボキシル化反応が穏やかな条件下進行することを見出した。また、本反応において...