基本情報

所属
国立極地研究所 国立極地研究所 研究教育系生物圏研究グループ 准教授、極域観測系国際北極環境研究センター

J-GLOBAL ID
201201099156713627

外部リンク

研究課題と活動状況: (1)極域における微生物の有機物分解:低温・乾燥条件下で微生物が如何にして有機物分解を行っているのか、および温度環境の変化が有機物分解系に与える影響の解明を目指している。

(2)急速な氷河後退が極域陸上生態系に与える影響評価:近年極域では急激な氷河の後退が観測されているが、そのことが氷河後退域生態系に与える影響はほとんど分かっていない。本研究ではその影響を明らかにし、陸上生態系の今後の変遷の予測を目指す。
極域観測歴: (1)南極域:韓国世宗基地(2006)、昭和基地(2009)
(2)北極域:ノルウェー・スピッツベルゲン島(1999、2000、2001、2003、2005-2018)、カナダ・エルズミア島(2003、2004、2007、2008)

研究等情報公開:インスタグラム, mu_arctic

経歴

  1

論文

  66

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  138

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

メディア報道

  3

その他

  1
  • 北極スピッツベルゲン島にて、土壌深層における微生物の群集構造とバイオマーカーに含まれる炭素の年代測定を行った。土壌深層のみから検出された微生物が確認された。また、バイオマーカーに含まれる有機炭素の生成年代は数千年以前であることが確認され、土壌中には化石炭素を分解する微生物が存在していることが明らかとなった。今後は、化石炭素の分解に関わる微生物の実態を明らかにしていきたい。また、氷河後退域陸上生態系における炭素循環モデルの構築を共同研究者とともに進めている。今後もモデルの作成を継続しつつ、温暖化が陸上生態系の炭素循環に与える影響のシミュレーションを行う予定である。