MISC

2017年3月16日

検出対象動作とリスクを紐づけ対策行動へ誘導するセキュリティ警告手法

第79回全国大会講演論文集
  • 仁科 泉美
  • ,
  • 大平 健司
  • ,
  • 谷岡 広樹
  • ,
  • 佐野 雅彦
  • ,
  • 松浦 健二
  • ,
  • 上田 哲史

2017
1
開始ページ
601
終了ページ
602
記述言語
日本語
掲載種別

不正インストールや情報漏えいなどのセキュリティ脅威への対策として,Windows上ではアンチウイルスソフトウェアの導入やユーザアカウント制御(UAC)が普及している.しかし,コンピュータセキュリティの知識をもたない人々にとって,それらが表示する内容を十分に吟味することは難しく,内容から被害を想像しにくい問題がある.そこで本稿では,Windows上で取得できるプロセスのログを用いることにより,検出対象動作とリスクを紐づけ対策行動へ誘導する警告手法を提案する.実際の動作からセキュリティリスクや過去の被害例を知ることで,セキュリティ警告が回避させたい想定被害をユーザはより明確に読み取ることが可能となる.これにより,コンピュータ知識に疎いユーザのコンピュータセキュリティに対する意識向上が期待できる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/170000175139
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00349328
URL
http://id.nii.ac.jp/1001/00181312/
ID情報
  • CiNii Articles ID : 170000175139
  • CiNii Books ID : AN00349328

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