MISC

2017年7月

再処理施設における先進プルトニウムモニタリング技術の適用性調査研究; コンクリートセル内の線量測定

Proceedings of INMM 58th Annual Meeting (Internet)
  • 松木 拓也
  • ,
  • 山中 淳至
  • ,
  • 関根 恵
  • ,
  • 鈴木 敏*
  • ,
  • 安田 猛
  • ,
  • 蔦木 浩一
  • ,
  • 富川 裕文
  • ,
  • 中村 仁宣
  • ,
  • LaFleur A. M.*
  • ,
  • Browne M. C.*

開始ページ
8
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

東海再処理施設(TRP)では、高放射性廃液貯槽(HAW貯槽)で貯蔵している核分裂生成物(FP)を含んだ高放射性廃液(HALW)中に含まれるプルトニウム(Pu)量の監視を目的とした新たな検出器の開発を2015年から2017年までの計画で進めている。これによりHALW中のPu量をリアルタイムに監視することが可能となるため、国際原子力機関が長期課題として掲げている「より効果的・効率的な再処理施設の保障措置」に貢献することが可能となる。本計画の第2段階では、第3段階として予定しているHAW貯槽を格納しているセル内の放射線(中性子及び$\gamma$線スペクトル)測定用検出器の遮へい設計及び設置位置の検討に必要なセル内の線量分布を調査するため、HAW貯槽セル内に設置しているガイドレール中の線量測定、及び線量分布のMCNPシミュレーション計算結果との比較を実施した。本論文では、セル内の線量測定結果、シミュレーション計算結果との比較により明らかとなったシミュレーションモデルの改良点、今後の展開について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5059408

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