FPを含むプルトニウム溶液モニタリング技術に関するフィジビリティスタディ; 概要と計画
第36回核物質管理学会日本支部年次大会
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- 開催年月日
- 2015年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
再処理施設には、核分裂生成物(FP)を含むプルトニウム(Pu)溶液や固体廃棄物が在庫及び保管廃棄物として保管されている。これらのFPを含むPuは高い放射線量のため接近が困難であり、直接的にPuの継続的な監視や検認を行う技術がない。そのため、原子力機構は核物質の透明性確保の観点から、FPを含むPu溶液を非破壊で継続的に測定・監視するための新しい技術開発を平成27年度より開始した。本技術は、再処理プロセス全体のPu濃度モニタリングへの適用が期待できる。本ポスター発表では、本研究の概要、今回試験対象とする東海再処理施設の高放射性廃液貯槽からの放射線特性に関するシミュレーションによる予備評価、今後の研究計画について報告する。なお、本技術開発は、文部科学省核セキュリティ補助金事業の一環として実施している。