論文

査読有り
2018年

家庭医療後期研修におけるWomen’s Health研修の実態及び意識調査—プログラム、後期研修医、医学生への調査—

日本プライマリ・ケア連合学会誌
  • 宮崎景
  • ,
  • 鳴本敬一郎
  • ,
  • 井上真智子

41
4
開始ページ
148
終了ページ
154
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本プライマリ・ケア連合学会

目的:家庭医療後期研修におけるWomen's Health(WH)研修の実態と、学習者及び研修プログラム(PG)責任者の意識を明らかにするために3つの調査を行った。方法:平成27年8-11月にPG責任者、後期研修医、医学生を対象に調査1、2、3を施行した。結果:調査1(回答率42.7%):WH研修の提供は必須研修が6.8%、選択研修が38.9%で、71.4%がWH研修のさらなる充実を望み、68.0%が指導医の数不足、理解不足などの障壁を感じていた。調査2(回答率45.8%):14.5%に必須、27.9%に選択研修があり、57.8%で研修ニーズが満たされていなかった。調査3(回答率85.4%):97.0%がWH研修を希望し、97.7%が将来WH診療の提供を希望した。結論:家庭医療後期研修におけるWH研修の提供は不十分であり、研修の提供者・受益者ともにさらなる充実を望んでいた。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/41/4/41_148/_article/-char/ja
ID情報
  • ISSN : 2185-2928
  • eISSN : 2187-2791
  • 医中誌Web ID : 2019140982

エクスポート
BibTeX RIS