照射済みMA含有燃料ピンにおけるアクチニド再分布
日本原子力学会2011年春の年会
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- 開催年月日
- 2011年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福井
- 国・地域
- 日本
マイナーアクチニド(MA)を含有する高速炉MOX燃料の実用化(5\%MAリサイクル,1\%平衡リサイクル)には、その熱的性能を照射試験等によって評価することが重要である。特に、燃料溶融に対する裕度を精度よく評価するには、照射中に生じる組織変化とMA(Am)再分布挙動の把握が必要である。高速実験炉「常陽」で照射されたMA含有燃料ピン(B14)について金相試験と元素分析を実施して、照射初期の組織変化に伴うアクチニド元素の径方向再分布を、これまでに取得したデータとともに検討した結果を報告する。