論文

査読有り
2018年3月

わが国の病院看護師が経験した高齢者の倫理的問題に関する文献検討

ヒューマンケア研究学会誌
  • 前田 晃史

9
2
開始ページ
95
終了ページ
99
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
ヒューマンケア研究学会

文献検索には医学中央雑誌web版を使用した。200件の文献を抽出し、高齢者施設や在宅などの医療機関以外、助産師や看護学生などの看護師以外を除外した13件の文献について検討した。抽出した文献は倫理関連5件、栄養関連2件、身体拘束1件、終末期1件、看護技術1件、高齢者の体験1件、排泄1件、精神1件であった。倫理関連の5件の文献は、倫理的問題、倫理意識などの検討や現状調査であった。倫理や排泄、看護技術の文献では、看護師主体のケアが行われていた。高齢者は転倒予防のために身体拘束され、内服薬は服用間違い予防のために病院で管理された。身体拘束は人権尊重の立場から行うべきではないという認識はあっても、事故が起きれば医療者や家族から担当看護師が非難された。予防的な身体拘束を許容せず、チェックリストなどを用いた統一した基準を使用する、開始前に必要性をアセスメントして拘束後は限定的な使用、早期に解除し、「切迫性」「一時性」「非代替性」の3原則のみにしなければならない。栄養関連や終末期の文献では、看護師は患者QOLが十分に議論されず、延命治療のみの高齢者に倫理的ジレンマを感じていた。

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