2018年5月
シニアレジデントに対する腹腔鏡下結腸切除術のトレーニングプログラム
日本内視鏡外科学会雑誌
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 23
- 号
- 3
- 開始ページ
- 297
- 終了ページ
- 303
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本内視鏡外科学会
<文献概要>当科におけるシニアレジデントに対する腹腔鏡下結腸切除術トレーニングプログラムの結果を報告する.2014年4月から2017年3月までに20名が参加した.初期1ヵ月にカメラ助手を経験後,1日間の動物実習,残り3ヵ月間に内視鏡外科技術認定医指導下に術者を経験した.63症例の手術がレジデントにより施行された.回盲部切除術(40例)とS状結腸切除術(23例)の手術時間(中央値)はそれぞれ190分と232分であった.51/63例(81%)で術者交代なく完遂されていた.術後,縫合不全やイレウスなどの重篤な合併症は認められなかった.シニアレジデントによる腹腔鏡下結腸切除術は本プログラム下に安全に施行されていた.
- ID情報
-
- ISSN : 1344-6703
- 医中誌Web ID : 2018282133