基本情報

所属
東京大学 大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 特任研究員
学位
修士(2018年3月 東京大学)

J-GLOBAL ID
202101001490117075
researchmap会員ID
R000024113

現代日本のエネルギー問題、森林生態系の変化に起因するローカルな危機への対応(生活や実践の再編)を対象として人類学的研究をしています。

主な調査地は北陸地方の大野盆地(福井県)で、具体的には、野生イノシシの「豚熱(CSF)」感染と防疫対策、ダム建設による廃村と狩猟行為の変容、ツキノワグマの市街地出没など狩猟・鳥獣害対策を主軸としつつ、盆地での一連の自然経験に関する調査をしてきました。植物、モノ、野生動物、菌類、人間等のかかわりあいの諸相を、自然の変遷によって再編される生に着目しながらひもとくことを目指しています。

また、現代日本のオフグリッド実践(太陽光パネル等を使用して電力を自給する等、エネルギーや食の既存の流通網に依存しない自足的な生活実践)に伴う身体感覚・行為の変容と暮らし方の探求の過程で表出する創造性を明らかにする研究も並行して行っています。


論文

  3

MISC

  5

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  17

所属学協会

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  5