基本情報

所属
東京音楽大学 外国語、ミュージック・リベラルアーツ 准教授
国立音楽大学 外国語、音楽学 非常勤講師
学位
BA(国際基督教大学)
修士(東京藝術大学大学院)
MA(University of Bristol)
PhD(University of Bristol)

連絡先
hayasaka_makikotokyo-ondai.ac.jp
研究者番号
10807126
J-GLOBAL ID
201201050366865706
researchmap会員ID
B000221548

国際基督教大学教養学部(人文科学科音楽専攻)卒業。東京藝術大学大学院修士課程音楽文化学専攻(音楽文芸)修了。ブリストル大学大学院修士課程および博士課程修了(音楽学)。2012~2014年ロームミュージックファンデーション奨学生。東京藝術大学大学院在学中より、詩と音楽のコラボレーション集団 “VOICE SPACE” 代表、ヴォーカリストとして東京、山口、兵庫、北京などで演奏、谷川俊太郎、佐々木幹郎、小室等、川上未映子ら、詩人やミュージシャンとの共演多数。

専門とする音楽学研究では、1920~30年代の日本文学界における西洋音楽受容、日本歌曲と日本語の詩のリズムの問題、英国音楽ルネサンスを代表する作曲家ヒューバート・パリーのオルガン曲といったテーマを経て、19世紀半ばから20世紀前半の英国世俗オルガン演奏会に関する研究で博士号を取得しました。

現在の主な研究テーマは、オペラ歌手三浦環(1884~1946)の歌唱スタイルと受容について。芸術文化アドバイザーを務める山中湖村に地域の音楽家や音楽大学の学生を招聘し、村が所蔵する三浦環所有ピアノを活用したコンサートを企画開催するなど、音楽を通じて東京と地方とを結ぶ、地域音楽文化振興・研究成果の社会還元の試み「山中湖モデル」の実践研究も始めました。また、音楽専攻ながら中学・高等学校英語教員免許状を取得した経歴を活かし、音大生のための英語教授法、英語ディクション指導、CLILとESPに基づいた教材開発にも取り組んでいます。

現在、以下のプロジェクトを進めています。

  1. 三浦環研究、特に海外における受容調査と録音を用いたパフォーマンス・スタディーズ
  2. 歴史史料としての三浦環ピアノを活用した東京・地方連帯による地域音楽文化振興「山中湖モデル」の構築と実践研究
  3. 19世紀末の水族館や温室、ショッピング・アーケードといった複合展示型娯楽施設、いわゆる「レジャー・パレス」の音楽文化(クラシック音楽がポピュラー文化として消費され始めるメカニズムの一端を、これらの施設の音楽活動から読み解く試み)
  4. ミュージカル、 宝塚歌劇にみる音楽劇作法
  5. 音楽を学ぶ学生のための英語教授法と教材開発

論文

  16

MISC

  6

講演・口頭発表等

  21

担当経験のある科目(授業)

  16

Works(作品等)

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

社会貢献活動

  27

メディア報道

  13