2019年4月 - 2023年3月
保育参加を通した親の「学びの物語」アプローチとルーブリック評価の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2020年度は,新型コロナウィルスの感染拡大を受け,前半期が調査ならびに成果報告の予定が立たなかったこともあり,9月,12月,3月の計3回の研究会をオンラインにて開催した。また,研究計画の見直しも必要となり,これまで研究力者であった松本,菅原の2名を研究分担者に追加し,研究体制の再構築・強化を図った。
①保護者懇談会での親の「語り」に関する調査・分析≪担当:永田・菅原≫:親の「語り」に関する調査では,Aこども園に就園する乳幼児の親を対象に,5月,10月,3月の年3回開催される全年齢児クラスの懇談会における縦断的調査を継続して実施した。ただ,新型コロナウィルスの感染拡大を受けて2020年3月の懇談会に続き,5月も中止となるなど,調査が実施できない状況が生まれた。一方で,2021年3月の懇談会では,0~2歳児クラスは,日中の保育参加行事とあわせて懇談会が実施されるなど,新しい動きも見られている。研究成果については,継続的に論文投稿・口頭発表等を行った。
②親の保育参加に関する調査と分析≪担当:永田・菅原・松本≫:親の保育参加に関する調査は,これまでの研究成果を踏まえ,新たに調査を計画・実施した。調査初年度となった2020年度は,初めて親の保育参加を企画・実施したBこども園を対象に,0~5歳児の在園児の保護者129名ならびに担任保育者への調査を実施した。現在,調査結果については分析中であり,2021年度に論文投稿を予定している。
③「困難を抱える家庭」の保育参加分析≪担当:宮嶋・垂見≫:「困難を抱える家庭」の保育参加分析については,研究趣旨の賛同かつ長期的な参与観察可能園の選定と協力依頼ならびに予備調査を実施した。その結果,調査趣旨に賛同する協力園を確保でき,今後,園と協働しながら調査研究を進めるとともに,園内研修等で成果を還元していく計画である。
①保護者懇談会での親の「語り」に関する調査・分析≪担当:永田・菅原≫:親の「語り」に関する調査では,Aこども園に就園する乳幼児の親を対象に,5月,10月,3月の年3回開催される全年齢児クラスの懇談会における縦断的調査を継続して実施した。ただ,新型コロナウィルスの感染拡大を受けて2020年3月の懇談会に続き,5月も中止となるなど,調査が実施できない状況が生まれた。一方で,2021年3月の懇談会では,0~2歳児クラスは,日中の保育参加行事とあわせて懇談会が実施されるなど,新しい動きも見られている。研究成果については,継続的に論文投稿・口頭発表等を行った。
②親の保育参加に関する調査と分析≪担当:永田・菅原・松本≫:親の保育参加に関する調査は,これまでの研究成果を踏まえ,新たに調査を計画・実施した。調査初年度となった2020年度は,初めて親の保育参加を企画・実施したBこども園を対象に,0~5歳児の在園児の保護者129名ならびに担任保育者への調査を実施した。現在,調査結果については分析中であり,2021年度に論文投稿を予定している。
③「困難を抱える家庭」の保育参加分析≪担当:宮嶋・垂見≫:「困難を抱える家庭」の保育参加分析については,研究趣旨の賛同かつ長期的な参与観察可能園の選定と協力依頼ならびに予備調査を実施した。その結果,調査趣旨に賛同する協力園を確保でき,今後,園と協働しながら調査研究を進めるとともに,園内研修等で成果を還元していく計画である。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K02616
- 体系的課題番号 : JP19K02616
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
2-
生活体験学習研究 = The Journal of life needs experience learning : 日本生活体験学習学会誌 20 27-35 2020年7月 査読有り
MISC
1-
保育参加を通した親の「学びの物語」アプローチとルーブリック評価の開発 研究報告書 91-104 2024年3月