青田麻未

J-GLOBALへ         更新日: 18/04/16 21:08
 
アバター
研究者氏名
青田麻未
eメール
mamiaotagmail.com
所属
日本学術振興会特別研究員
部署
成城大学
職名
PD
学位
博士(文学)(東京大学)
Twitter ID
mamiaota09

プロフィール

1960~70年代頃から現在までの英米圏環境美学および日常美学に関して、
大別すると以下の2つの観点から研究を進めています。

[1]思想史的研究
英米圏での環境美学は、20世紀美学における自然美の無視への対抗、および環境保護論の興隆を主な動力源として発展してきた分野です。
こうした背景から、従来その「新しさ」のほうが強調される環境美学ですが、
実際には芸術に関する美学から多くを引き継ぎながら展開されてきました。
芸術鑑賞と自然鑑賞の類比・対比を巧みに用いながら日常美学にまで拡張されてきた同分野の発展を、
思想史的に、丹念にあとづけることがわたしの研究プロジェクトのひとつの要です。

[2]理論構築
[1]の思想史的研究と並行しつつ、これまでの環境美学・日常美学の議論が抱えていた問題点を乗り越えるような環境美学理論の構築を目指しています。
自然/文化という二分法を乗り越えた先で、両要素が混じり合っている人間環境におけるわれわれの美的経験を説明することが現在の主要な課題です。
より具体的に言えば、われわれが当該の環境において置かれる立場ーー旅行者なのか、居住者なのか、あるいはアーティストなのか――によって、
われわれがそこで持つ美的経験の内実はどのように異なるのかを明らかにしたいと考えています。
そして、この研究を基礎として、多様な立場のひとびとが協働して、
ひとつの環境の持つ美的価値について考えていくための方策を模索していくことを目指しています。

***
上記の研究を基礎としつつ、より具体的な事象として、
地域芸術祭といけばなにも関心を持ち、研究を進めています。

研究分野

 
 

経歴

 
2018年4月
 - 
現在
日本学術振興会 特別研究員 PD/成城大学
 
2018年4月
 - 
現在
桜美林大学 芸術文化学群 非常勤講師
 
2017年4月
 - 
2018年3月
東京大学 美学芸術学研究室 教務補佐員
 
2017年4月
 - 
2018年3月
淑徳中学校・高等学校 非常勤講師(社会科)
 
2014年4月
 - 
2017年3月
日本学術振興会 特別研究員(DC1)
 

学歴

 
2014年4月
 - 
2017年3月
東京大学大学院 人文社会系研究科 美学芸術学 博士課程
 
2012年4月
 - 
2014年3月
東京大学大学院 人文社会系研究科 美学芸術学 修士課程
 
2010年4月
 - 
2012年3月
東京大学 文学部 思想文化学科美学芸術学専修課程
 
2008年4月
 - 
2010年3月
東京大学 文科三類 
 

委員歴

 
2018年
 - 
現在
『フィルカル』編集委員
 
2014年9月
 - 
2016年9月
哲学若手研究者フォーラム  運営委員
 

論文

 
環境を批評するーー英米系環境美学の思想史的研究・理論構築――
青田麻未
博士論文(東京大学)      2018年3月   [査読有り]
青田麻未
Culture and Dialogue   5 131-144   2017年8月   [査読有り]
アイドルとハロプロ
青田麻未
フィルカル   2(1) 34-53   2017年3月
青田麻未
Proceedings of International Congress of Aesthetics 2016   607-611   2017年7月

Misc

 
オーストラリアにおける土地と海の生態学、地方/都市の分割 :「サトウ対サンゴ?」と「ヨーマン・プロジェクト」」
ローラ・フィッシャー
Culture and Dialogue   5(1) 98-130   2017年8月
英語から日本語への翻訳を担当
季節の匂いを美学する
青田麻未
ASLE-Japan Newsletter   
≪夕焼けハウス≫における社会の「気候」
ジェームズ・ジャック氏による序文の邦訳、および元となるトークの文字起こしを担当

書籍等出版物

 
里山という物語
青田麻未 (担当:分担執筆, 範囲:芸術祭と里山・里海――環境美学の視点から)
勉誠出版   2017年6月   

講演・口頭発表等

 
観光者・居住者の疎外―環境美学からの美的経験論再考 [招待有り]
青田麻未
日本大学文理学部人文科学研究科第13回哲学ワークショップ   2018年3月16日   
それ自体のために鑑賞する?--環境美学における対象と無関心性
青田麻未
第68回美学会全国大会   2017年10月8日   
Aesthetics in Environmental Communication
青田麻未
10th International Conference on Applied Ethics   2016年10月30日   
感覚の新しい歴史を表象する(院生企画「スベトラーナ・アレクシェービッチ『チェルノブイリの祈り』クロス・レビュー)
青田麻未
第22回ASLE-Japan/文学・環境学会   2016年8月20日   
A Theory for Aesthetic Experiences in Human Environment
青田麻未
International Congress of Aesthetics   2016年7月28日   
日常のなかに美を見出すアート=技術 [招待有り]
青田麻未
生活の中に現われるアート   2016年6月3日   
On the Aesthetic Roles of Nature in Constructed Environments (Workshop: Social Engagement in Art and Ecology)
青田麻未
The Third Conference of East Asian Environmental History   2015年10月24日   
現代英米圏環境美学におけるネイチャー・ライテイングの位置ーーアレン・カールソンの思想を中心とする考察ーー
青田麻未
第21回文学・環境学会   2015年8月23日   
As Beautiful as an Artwork! – Reconsidering Artistic and Natural Beauty
青田麻未
International Forum / In Dialogue:Culture and the Environment   2015年8月1日   
新たな自然の美的批評理論に向けてーー芸術作品の美的鑑賞と自然の美的鑑賞の相違点に注目するーー
青田麻未
応用哲学会第七回年次研究会   2015年4月25日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
居住者と旅行者の美的経験における差異と交流――地域芸術祭を事例として
サントリー文化財団: 若手研究者のためのチャレンジ研究助成
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 青田麻未
自然の美的鑑賞における穏健な認知モデルの構築-環境倫理学との関わりを考慮して-
日本学術振興会: 特別研究員奨励費
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月    代表者: 青田麻未

社会貢献活動

 
『分析美学基本論文集』刊行記念ブックフェア「分析美学は加速するーー美と芸術の哲学を駆けめぐるブックマップ最新版」配布冊子寄稿
【寄稿】

その他

 
2017年3月
高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
2014年3月
中学校教諭専修免許状(社会)、高等学校教諭専修免許状(公民)