2009年 - 2011年
クロスボーダーM & Aによる自動車産業再編の経済効果
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究プロジェクトは、東アジア地域の自動車産業に加え、電子産業の、国際企業買収後の経営パフォーマンスを定量的に分析している。企業データを用いた定量分析の結果、次の成果が得られている。第一にクロスボーダーM & A後の買収企業の成長機会(トービンのq)は、多くのケースで改善している結果が得られている。そしてこのポストM & A後の経営パフォーマンスの改善は、ターゲット企業が、買収側の業種と極めて近い産業分類に属している場合に、より改善傾向が顕著である。これらの実証結果は、今後、企業がクロスボーダーM & Aを実施する際に、将来の国際企業買収成功のための必要条件であると解釈することができる。
- ID情報
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- 課題番号 : 21530308
- 体系的課題番号 : JP21530308
この研究課題の成果一覧
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論文
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INTERNATIONAL REVIEW OF FINANCE 14(1) 105-139 2014年3月 査読有り筆頭著者最終著者責任著者
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ASIAN ECONOMIC JOURNAL 25(2) 151-175 2011年6月 査読有り
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PACIFIC ECONOMIC REVIEW 13(5) 604-619 2008年12月 査読有り最終著者責任著者