若井 健司

東京芸術大学大学院音楽研究科修了。在学中ベートーヴェン「第九」日本初演の地・鳴門で行われた「甦る第九」（日本テレビ放送）にてデビュー以降、オーストリア、ルーマニア、ウクライナ、ブルガリア各地のオーケストラと共演する。オペラでは「魔笛」、「那須与一」、「ウィーン気質」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」など数多くの主演・公演監督等を務めた。2008年から続いたNew York meet Takamatsu新説落語風オペラ（三遊亭好楽　他出演）の演出・構成を担当し、香川の国際交流、異文化交流にも貢献している。2014年サンポートホール高松開館10周年記念オペラ「扇の的」を企画し、芸術監督・与一役を務め、2018年四国初の海外オペラ公演をブルガリアにて実現（スタラ・ザゴラ国立劇場よりメダル授与）。
2022年5月瀬戸内国際芸術祭2022に香川大学代表として、「瀬戸内の伝統生活文化・芸術発信プロジェクト～瀬戸内仕事歌・四国民話オペラ『二人奥方』～を企画し芸術監督・演出を務め,各方面から絶賛された。2022年8月ウクライナ・世界平和への祈りを込めた「Souls For Peace」バレエ公演（4日間）に、「第9」ソリストとして参加（日本テレビ24時間TV一部放映）した。リサイタルは2014年王子ホール（東京銀座）にて４回目を開催し好評を博している。2000年オーストリア・グラーツ大学、ミュンヘンへ文部省在外研究員として留学。
2001年高松市文化奨励賞受賞、2006年ブルーポラリス賞（個人優秀賞）受賞、2010年香川県文化芸術選奨受賞（音楽部門個人初）、2022年香川県文化功労者、現在、香川大学教授、四国二期会理事長